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コラム(21ページ目)

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教室便り1112号「英語早期学習の重要性」

英語が得意になるには、3つの段階があります。段階1 暗記力(単語や熟語を覚える力)段階2 文法力(さまざまな文法を理解する力)段階3 英作力(暗記力、文法力を使いこなし、英文を作る力)もしあなたが、英語が苦手だとしたら、あなたは今どのレベルでつまずいているのでしょうか。単語をすぐに覚えられる暗記力が身についているが、第一の壁です。単語を覚えることは英語の基本中の基本です。まずは単語がスラスラ覚えられる暗記力を養うことが必要です。中学校入学までに最低でもアルファベット、ローマ字、単語60個以上を書ける暗記力を身につけておかないと、中学校のテストで平均点以上を取ることは難しいでしょう。ですが、暗記力は今日明日には身につきません。その暗記力を身につけるためにhakken.では、オリジナル教材「暗記の達人」を使って暗記が得意な脳を作っていきます。hakken.で英語を学習していただいている小学生は、単語60個以上を毎回テストできるようになることを1つの目標にして日々チャレンジしています。60個という基準はhakken.が定める忘れない脳を作り出すための基準の1つです。このレベルをクリアできれば、中学校でも40点以上取れるようになります。次に、段階2 文法は理解していますか。一般動詞とbe動詞の違いは分かりますか。第二の壁である文法は、本当に、本当に高い壁なのです。それは英語が積み重ねの教科だからです。例えば理科なら、今やっている単元が苦手や忘れてしまっても、次の単元に入れば無関係です。「電流」が苦手でも、次の「動物の種類」のところで良い点を取るお子さまはたくさんいます。しかし、英語はそうはいきません。今習っている文法は、次の単元でも出てきます。さらに次の単元で習う文法は、その次の単元でも出てくるのです。すなわち、これは単語にも言えることですが、常に新しい文法を覚え、かつ忘れてはいけないのです。それが中1から中3まで、ずっと続きます。一旦、苦手になってしまったら、そこから英語を得意にするのは至難の業です。中1年の秋くらいでつまずき、それから卒業までず~っと英語が苦手なまま…というお子さまは本当に多いです。このレベルをクリアできれば、中学校でも60点以上取れるようになります。そして最後の壁は、これまでの2つがしっかり身に付いてから、初めてできるようになります。暗記した単語・英文と文法力を駆使し、また日本語の文章も主語、動詞などに文法的に整理することで、英作ができるようになります。このレベルになると中学校でも、学年が上がっても80点以上を取れるようになってきます。hakken.では、早期の英語学習をオススメしています。もちろん学習を始める時期が早ければ早いほど効果は高いです。ご家庭でも、アルファベットの大文字・小文字の暗記→英語学習のためのローマ字→単語暗記→文法問題練習、と段階を経て学習を進めていってみてください。また、現在中学生のお子さまは、ただ、今学校で習っている範囲だけを学習するのではなく、今自分がどのレベルにいるか把握して、そのレベルの課題をまずクリアできるようにしていきましょう。少し時間はかかりますが、段階を踏んで能力を高めていけば、成績は必ず上がってきます。
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教室便り1111号「弱点補強と入試対策」

入試まであと約3カ月ですね。入試に向けての勉強は、はかどっていますか。ほとんどの3年生は1月末には私立の入試が始まります。入試に向けて遅くても年末、年明けからは入試対策をしていくのが理想です。そのためには、それまでに各教科の復習をしていくことが必要です。hakken.で受講いただいている教科は遅くとも年内には3年間の範囲を終わらせ、志望校の過去問や同レベルの問題を繰り返し解いて、傾向を把握し、受験問題の解き方を身につけていきます。もし夏休み中に1.2年生の復習をしておらず、今もまだ手をつけていないとしたら受験合格は黄色信号です。年内には復習を終わらせないと入試対策がおろそかになります。まだ、復習に取り掛かれていないお子さまは、今すぐ受験に向けて復習を始めていきましょう。 最初は優先順位がもっとも高い弱点補強から始めます。 なぜなら入試は、難しい問題から比較的簡単な問題まで幅広く出題されることが多いからです。そのため「難しい問題」は正答率も低く、「みんなができない問題」としてとらえることができます。一方、「簡単な問題」は、サービス問題です。すなわち「みんなができる問題」と言えるでしょう。ここで、あなたが苦手な教科を勉強せずにいるとどうなるか。この「みんなができる問題」を落としてしまうことになるかもしれません。もしそうなると、かなり不利な戦いになるでしょう。 上位の高校を狙っているお子さま以外は、「難しい問題」よりも「みんなができる問題」をしっかり解けるようにすることが大切です。もし、「みんなができる問題」で落としてしまうと、そこで差がついてしまいます。高校入試は、高校から見ると、「落ちる子を選ぶための試験」と言っても過言ではありません。したがって、「みんなができる問題」を落としてしまうと、その「落ちる子」に選ばれてしまう確率は高くなります。 苦手教科をそのままにしないでください。特に、社会や理科は、覚えたら覚えただけ得点に結びつきやすい教科です。hakken.では、社会や理科が苦手なお子さまでも、とても勉強しやすい教材と勉強の仕方をご用意しています。授業回数も選べるため、自分では復習しきれなかった苦手な範囲だけを復習することもできます。また、国語の読解が苦手なお子さまもたくさんいらっしゃいます。文章の読み方、問題の解き方もhakken.で強化できます。このように、数学や英語はもちろん、理科・社会・国語での入試対策もご用意しておりますので、この冬、入試に向けてのラストスパートにぜひご活用ください。お家でも、もちろん弱点補強はできます。苦手教科なのでなかなか腰が重いかもしれませんが、やりやすい分野から勉強してみてください。理科なら、2分野は比較的勉強しやすいでしょうし、社会は歴史が覚えやすいです。難しい電流や地理はあと回しにしてもOKです。そして基本レベルの問題を繰り返し学習し、完璧にできるようになったら標準レベルの問題をやっていきましょう。やり方はhakken.でやっているやり方と同じです。hakken.の生徒ならやり方は身についているはずですよね。まずは、「みんなができる問題」を確実にできるようにすることを目標にして学習してください。また、学校では、内申点対策として、授業を姿勢よく聞いて、提出物もしっかり提出していきましょう。弱点補強が、受験合格への近道です。hakken.での効果的な学習と、ご家庭での自主学習の相乗効果で受験合格を手に入れよう。
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教室便り1110号「家庭環境の重要性」

勉強が得意なお子さまと、勉強が苦手なお子さまは、いったいどこが違うのでしょう。hakken.が提唱している「作業力」「暗記力」「定着力」「セルフコントロール力」の違いはもちろんそうなのですが、もうひとつ、「家庭で学習ができるかどうか」つまり学習時間も大きな要因のひとつです。 一般的な中学生の場合、1週間あたりの、学校での勉強時間は約25時間です。塾は2回来ていると約3時間です。では、家庭での時間はどれくらいあるでしょうか。40時間以上はあるでしょう。この時間を勉強にあてられるかどうか。家庭で勉強しているお子さまと、全くしていないお子さまの総勉強時間の差は、1カ月、3カ月、半年、1年、3年、6年…と時間が過ぎるたびに、その差はとんでもないことになります。更に学年が上がれば上がるほど学習内容も難しくなるので、家庭学習の重要性は更に高まってきます。おうちで学習するのが苦手なお子さまに、おうちで学習しない理由を聞くと…「部屋が散らかっているから」「なんか集中できないから」「ついテレビを見てしまうから」という答えが返ってきます。保護者さまからは、「何度言っても言うことを聞かず、家庭学習をしない」「やる気がない」などの答えが返ってきます。家庭学習ができない理由としては ① 学力不足のため、自力で学習ができない ② 方法がわからない ③ おうちで学習できる環境(家庭内で、自分を律する環境=セルフコントロール力)がないなどが挙げられます。hakken.では、①の解決策として能力UPをし、学習効率を上げ、②の解決策として、毎回hakken.での学習で学習方法を学んでいただき、③の解決策として、hakken.での学習中または魔法のランプをつかってセルフコントロールをする癖をつけています。しかし、おうちでのセルフコントロールは、なかなかhakken.だけの学習では、時間がかかりすぎてしまいます。そこで、保護者さまのご協力を賜りたいと思っています。一緒に計画を立てる、一緒に勉強するなど具体的なサポートしていただきながら 「宿題をしてから夜ご飯を食べる」「勉強をしてからじゃないとゲームをしない」「勉強した分を毎日お母さんに見せて、OKサインをもらう」などルールを作り、共に歩んでいただくことをお勧めします。 勉強できるようになるまでは、手とり足とり一緒にやってくことが必要なので大変かもしれませんが、勉強を習慣化できると後は楽です。歯を磨く、顔を洗う、ご飯を食べる、そして、家で勉強する。まさに生活の一部に勉強を組み込むのです。勉強が得意なお子さまは、勉強が習慣化されています。それは、お子さまが自発的にしているように見えるかもしれませんが、お母さま、お父さまの努力の賜物だと思います。大きくなるにつれ、今現在の状況から習慣化を目指すのは、とても大変なことですが、お子さまの将来の財産として、習慣化を共に築きあげていただければと、切に願っております。
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教室便り1109号「秋からの学習の仕方」

もうすぐ9月ですね。この夏休みはしっかりと学習できましたか?今回は9月からの学習について注意点とアドバイスをご用意しました。ズバリ!秋のテストは、平均点が下がります!それは、9月から学校で学習する内容は、これまでの学習と比べ内容が難しくなる上に、学校の行事が多く一単元に十分な時間を割くことが困難になってくるためです。(学習内容のつまずきやすさは裏面のグラフを参照ください。)小学校では分数や小数など計算の難易度が上がり、高学年ではさらに速さや百分率などの範囲も学習します。中学数学は、苦手なお子さまがとても多い『文章問題』『関数』が出てきます。中学英語は、中1は『複数形のS』と『三単現のS』、中2はいろいろ助動詞やThere is ~の文、中3は最大の難関、『関係代名詞』が登場します。しかし、例年この時期にテストの平均点もぐっと下がりますが、できるお子さまは変わらず良い点をとられます。その半面、授業についていけなくなるお子さまがとても多くなるのも事実です。では、どうすれば良いのでしょうか?hakken.が提案することは、3つ。1つ目は、毎日勉強する習慣をつけること。自分にあったレベルと量をしっかりと見極め、無理なくこなせる目標を立て、勉強する習慣を身につけてください。いきなり大きな目標を立てると失敗しやすいので、学習習慣がついてから目標も時間も増やしていきましょう。自分のレベルがよくわからないお子さまは、hakken.の先生に聞いてみてくださいね。2つ目は、くり返し学習すること。最新の脳科学の知見によれば、理想的な復習は、①その日のうち、②3日後、③一週間後、④一ヶ月後、の4回のサイクルで、この4回でほぼ脳への定着は「完璧!」だそうです。もちろん、とおりいっぺんにやるだけでは効果がありません。1回1回自分ひとりで解けるまで必ず練習をしてください。それを①~④の期間で4回行うことで定着していきます。3つ目は、予習をすること。授業の進むペースは一定ではありません。特に9月からの学習は注意が必要です。春はゆっくり授業をしていた先生が、秋からいきなり猛スピードで進め出す…なんてことはよくあります。『まだ学校で習ってないから』と言ってゆっくり学習していたのでは、手遅れになります。それを危惧して、hakken.では予習中心の学習を行っています。家庭では、学校の復習はもちろん、塾で勉強したことも今度は自分ひとりで解けるまで復習してください。そうすれば自然と予習ができ、しかも家庭で復習している分、塾の進度もどんどん速くなり予習もどんどん進んでいきます。そして定着力もUPしてきます。反対に、復習をせず、しかも塾でやったことが次回塾に来た時に忘れていると、どんどん進度が遅れ、定着力も少しずつしかUPしていきません。復習をすることで学力は確実に上がっていきます。 最後にもう一度言います。『秋のテストは、平均点が下がります。』油断せず、今から対策をとっていきましょう。 
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教室便り1108号「夏休み、どう過ごす?」

いよいよ待ちに待った夏休みですね。みなさんはどんな予定がありますでしょうか。部活に汗を流しますか。プールや海には行きますか。クーラーの効いた部屋で涼むのもいいですね。さて、お勉強の話になりますが、夏休みは「最大のチャンス」でもあり、「最大のピンチ」でもあります。なぜ「最大のチャンス」なのでしょう。夏休みは、1カ月以上も時間があり、なおかつ学校の授業がストップします。この時間を有効活用するしかないでしょう。今までの復習をするのもいいし、苦手な科目を勉強して克服するのもいい。2学期の成績UPのために予習をしてもいいですね。やり方によっては、この夏だけでグッと力がつきます!新しい自分に生まれ変わる「最大のチャンス」です。 では逆に、なぜ「最大のピンチ」なのでしょう。それは「生活のリズム」に関係してきます。普段なら朝は決まった時間に起きて、決まった時間に学校に行き、決まった時間にご飯を食べ、決まった時間に勉強し、決まった時間に寝ます。学校があることによって、規則正しい生活リズムが作れていますね。しかし夏休みはどうでしょう。学校が休みになるので、朝起きる時間がバラバラになったり、全く勉強しない日が続いたり、夜遅くまで起きていたり、暑さのせいでダラダラと過ごしたりしてしまいがちです。学校が休みになる分、普段なら使っているはずの脳の回転が鈍くなり、思考力が低下してしまう危険性もあります。さらに学習意欲を含めたやる気や体力も低下してしまいます。これが「最大のピンチ」なのです。前回の春期講習でも毎朝の授業にしっかり時間通りに来るお子さまは、教室の学習でも始めから最後まで集中力を発揮できる割合が高かったのに対し、よく遅刻をしてくるお子さまは、スロースタートで、いまひとつ集中できず、あくびを何度も繰り返し、結果、学習量も少なかったのです。では、どうすれば良いでしょうか。やはり、規則正しい生活を保つことが大事ですね。早寝早起きはもちろん、毎日決まった時間に勉強するようにしてください。勉強時間は1時間でも2時間でも構いません。大事なのはメリハリです。遊ぶときは思いっきり遊び、勉強するときは集中して勉強する。これが夏休みを「最大のチャンス」にする秘訣です。また、「学習中に活動する脳の領域が睡眠中にも活動している」、「睡眠をとると成績が向上する」ことは科学的に証明されているそうです。さらに「朝ご飯をしっかりとると体温が上がり脳の働きが高まる」、「一日の中で脳が最も活性化するのは朝の時間帯である」、このような生活習慣と学力の因果関係は文部科学省においても紹介されています。hakken.は、みなさんにこの夏を「最大のチャンス」にしていただきたいと思っています。定期的にhakken.に来ることも、生活のリズムを整える方法の一つです。夏期講習では予習はもちろん、今までの復習をするコースもご用意しました。秋に向けて、受験に向けて、充実した夏休みをhakken.と一緒に送りましょう。この夏を「最大のチャンス」にするか、「最大のピンチ」にするかは、あなた次第です。  お母様のご質問からQ.昨日わかっていたことが今日はできないことがあります。どうしたら良いでしょうか? A,ご本人(生徒)はお母さまが指示されたこと、約束したことを忘れたり、実行していなかったり、また会話の内容を忘れていたりすることが、ありますでしょうか?昨日わかったことが今日できない理由の一つは、人の指示や約束を忘れず、実行する癖がついてないことです。それために学習においても、先生が指示したこと、勉強の決まりごと(公式・解き方)を忘れて、問題を解くことができなくなります。hakken.では、その対策として指示や約束は守ることを教えます。そして、勉強の決まりごとをマスターするまで、問題を繰り返し学習し、時間がたってもできるようにしていきます。おうちでも、お母さまの指示や約束をきちっと実行するまで、見守っていただくと、『昨日わかっていたことは、今日も覚えている』定着力が育ちます。しかし、無理な指示や約束は、『実行できない』ことをクセづけてしまいますので要注意です。指示や約束はご本人ができる内容にすることが大切です。
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教室便り1107号「復習と受験対策」

もうすぐ夏です。特に受験生のみなさんにとっては、すごく大事な長期休暇になると思います。受験は、今までの総復習です。中1、中2で習ったことが当然出題されます。まとまった時間のある夏休みだからこそ、弱点や苦手科目の克服のために、まずは徹底的に復習したいですよね。受験生のみなさんは、中1、中2の範囲はしっかり復習できていますか。 しっかりできている受験生は少ないと思います。これまでは、中間テストや期末テストで忙しかったことでしょう。秋になると、また中間テストや期末テストに追われることになります。成績のことを考えても、日頃は中間・期末テストに力を注ぐのが正解です。では、いつ復習をするのでしょうか。 やはりこの夏休みしかありません。 特に、社会と理科は十分に復習が必要です。アメリカの農業の特色や室町時代の出来事、岩石の名前に圧力の計算…、ちゃんと覚えているでしょうか。1、2年前のことですので、忘れていても当然です。しかも、これらは2・3年生の授業では全く出てきません。社会と理科は単元ごとに学習する内容が違います。その為、数学や英語のように3年生の内容ができていれば、復習が少なく済むということはありません。そのため、社会と理科の復習には時間をかける必要があります。もちろん、hakken.では夏期講習で、復習コースもご用意しています。この夏休みはぜひhakken.を大いに活用してください。受験に向けて、個々の実力に合わせ、個別にシナリオを立てて効率のよい学習方法で実力UP。この夏に得意教科を作り、一方で、苦手教科の克服を図ります。家庭学習では、自分ひとりでもできる分野から復習してください。主に社会などの暗記分野は比較的ひとりでもできます。学習方法はhakken.でやっているように繰り返し学習。暗記のやり方はhakken.でも教えています。難しい分野は教室で先生と一緒に学習しましょう。 受験で成功するために、この夏休みはとても大事です。この夏の過ごし方で受験が決まると言っても過言ではありません。後悔のないようにしっかり計画を立てて、この夏休みを過ごしていけるようにしましょう。  小学生も中学生も…もうすぐ楽しい、楽しい夏休みですね。しかし、学習面では、こわぁ~い、こわぁ~い夏休みでもあります。① 学校の授業がない長期休み。休んでばかりいると、どうなるのでしょうか。毎日学校に通っているおかげで、意識しなくても働いている脳が、夏休みでは意識的に使わないと働きが弱くなっていきます。今は学校での学習時間分の最低でも1日5~6時間は脳が働いていますが、夏休み中にその分の学習時間が減ると脳の働きが鈍くなってしまいます。たとえば、1週間でも全く運動をしなければどうなるでしょうか。筋肉は衰えてしまい、1週間前の運動能力を取り戻すのにさらに時間がかかります。脳も同じです。この時期に学習をたくさんする子と、しない子の学力差は普段よりも大きくなります。② 夏休み前には、『規則正しい生活をしよう』と学校から言われますがなぜでしょうか。規則正しい生活をすることは、成績負UPに必要不可欠なセルフコントロール力をつけるためにとても大切です。時間管理をすることができなければ、自分をコントロールすることは難しいです。セルフコントロール力をUPする第一歩は、時間管理から始まります。さらに規則正しい生活は、脳にも体にも負担が少なく、同じ時間の学習でも学習効果も高くなり、前向きな思考を助長するとも言われています。①②を克服するためにおうちでできること何か一つ毎日やることを決めて、40日間毎日実行してください。★セルフコントロールができる有言実行のキミは…ちょっとハードな学習計画を立ててください。40日間続けられることが条件です。そうすれば、自信もつき9月からの学校生活がより充実したものになるはずです。★セルフコントロールが苦手なキミは…40日間続けられ、日ごろやってない、簡単にできることを目標にしてください。セルフコントロールが苦手な子は、『できない目標』を立ててしまうからです。簡単なことでも、毎日続けることは難しいものです。それが毎日続けられたら、自信がつきます。たとえば、「毎朝○○時に起きる」、「毎日夕食の片づけを手伝う」、「毎日○○時には寝る」ということでもOKです。そして、簡単なことが毎日続けられるようになれば、少しずつ難しいことにチャレンジしていきましょう。『自信がある子=がんばれる子』のごとく、9月からのキミは一味違うはずです。
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教室便り1106号「受験に向けて」

中学3年生といえば、そう、受験ですね。もう志望校は、はっきり見えてますか?受験という大きな目標に向けて準備はしていますか?この時期の3年生は、意外と受験に向けての意識が低いです。「夏まで部活もあるし、秋から勉強すれば大丈夫だろう。」と思っているお子さま、親御さまがとても多いです。本当に秋からで大丈夫でしょうか?公立高校を受けるのにとても重要なのは、ご存知のとおり「内申点」ですね。実はこの内申点は、中学3年生の1学期、2学期のものが重要視されているのです。もう一度いいます。本当に秋からで大丈夫でしょうか?hakken.は、今から受験に向けて準備することをお勧めします。公立高校では内申点が重要視され、この3年生の1学期、2学期が勝負になってきます。「今」から頑張らないと、手遅れになるかもしれません。成績に2があるお子さまは、2を3にする努力をしてください。オール3になれば、選べる高校がぐっと増えます。オール3のお子さまは、得意な科目は4や5になるように頑張ってください。それが武器となり、自信になり、行きたい高校に受かる確率が上がります。オール4以上のお子さまは、それを維持するようにしてください。前期選抜でも優位に立てるでしょう。もちろん、地域トップの高校に行くにはオール5が望ましいですね。トップを狙っているお子さまは、オール5も狙ってみてくださいね。その為に、学校のワークを何回も学習することをお勧めします。ほとんどのお子さまが、学校のワークを1回だけで済ましてしまいます。これは、とてももったいないことです!定期テストは、学校指定のワークから似たような問題が出題されることが多いです。このワークをたった1回で済ませるのではなくノートやルーズリーフにやるなどして、2回も3回も繰り返しやってください。きっと点が上がり、成績が上がります!   『やればできる』そうですね。お勉強は、だれもが『やればできる』のです。しかし、この『やればできる』何をやればできるのでしょうか?時間をかけてやればできるのか。やる気をもてばできるのか。教えてもらえばできるのか。例えば、学校の宿題をする時Aくんは、30分でできます。Bくんは、60分かかります。Cくんは、いくら時間をかけてもできません。自力で解くことができないからです。Aくんは、やる気があるなしにかかわらず、習慣的に学習できます。Bくんは、やるぞォ~と学習する前に気合がいります。Cくんは、やる気を出す前に、どうせできないと思っています。Aくんは、わからないところを的確に聞き、1回で理解し解きます。Bくんは、わからないところを聞きますが、訓練しないとわからない問題を解けるようになりません。Cくんは、わからないところがどこかわかっていませんし、教えたことをできるまでに相当長い時間訓練が必要です。学力は、学力=学習時間×やる気×能力の式で表すことができます。Aくんの学力=10×10×10=1000の学力 (成績5段階評価の5)Bくんの学力=7×7×7=343の学力  (成績5段階評価の3)Cくんの学力=3×3×3=27の学力  (成績5段階評価の2) です。成績表は、5段階ですが5と2の間には、相当な見えない学力差があります。では、どのようにお子さまを伸ばし、将来の学力を上げればいいのか?それは、将来の学力=現在の学力×これからの学習時間×能力開発×ほめるの式で表せます。ほめることで、自信を付けてやる気をサポートします。当然学習時間も、能力開発も、ほめることもA君は少しでよいですが、実際にはCくんよりも多いです。Cくんが、学力を伸ばすにはAくんの約40倍の働きかけを必要とします。ですが、お子さまを伸ばす時に、『ほめる』ことが1番の妨げになっています。お勉強が苦手なお子さまのおうちの方ほどお子さまに辛口です。当然といえば当然ですが、これらの事実を知った上で、お子さまに接することが必要です。お子さまのよいところを見ていただき1日に1回はお子さまのよいところを口に出してください。毎日、同じでもかまいません。お子さまは3カ月で変わるはずです。
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教室便り1105号「はじめての定期テスト」

もうすぐテストです。でも今回のテストはゴールデンウィークの先にあります。もちろんゴールデンウィークは学校がお休みです。ここで何をするかが、今回のテストの結果を左右します。休みの日に本当にただ休んでいると、脳は劣化します。言い方が少しきついですが、本当です。若いから大丈夫!ということは一切ありません。長い休みの後、久しぶりにクラブ活動をすると、体がなまっていませんか。脳も体、筋肉と同じで、脳も使わないと衰えていきます。だからといって勉強ばっかりしなさいとは言いません。やって欲しいことはひとつです。自分をコントロールすることです。自分の気持ちや感情に流されて行動するのではなく、メリハリをつけて行動してください。ダラダラしたり、遊んだり、昼寝もし、そして勉強もしてください。自分をコントロールができるのと、できないのでは、学校を長期に休むほど大きな差がでます。自分をコントロールできないお子さまは、ゴールデンウィーク明けの授業では頭の回転がいつもより遅く、学習量も落ちます。そして、いつもの学習量に戻るのに時間がかかり、結果として思うような点数が取れなくなります。このゴールデンウィークはぜひ、1日にひとつでも自分の決めたことを計画どおりに実行してみてください。それが自分をコントロールすることの第一歩です。  家族で朗読会やってみよう!!たとえば小学4年生の綾ちゃんが5月に入会していただいたとするとhakken.の指導者の頭の中は、① 綾ちゃんにどんな能力が足らないか。② 足らない能力はいつまでに身につけるか。③ どれぐらいの高校に合格させたいか。④ そのために、次のテストで何点を取らせるか。などを考え指導にあたります。しかし、入会時期が高学年になればなるほど時間の壁にぶち当たります。『もっと時間をいただけたら、もっと伸ばせるのに・・・・・・』と指導者はいつも考えてしまいます。特に読解力は、小学生の高学年や中学生では、時間の壁が大きく立ちはだかり伸びにくくなります。読解力は、すべての教科の基礎であることは言うまでもありません。読解力を上げる基本は、読み聞かせと音読にあります。国語が苦手な小学生・中学生は、音読も苦手です。お子さまは、想像されている以上に音読ができていないかもしれません。そこでおうちで朗読会を開いてはいかがでしょうか。日曜日の夕飯後一家団欒のひとつとして開かれることをお勧めします。朗読会をすることで、お子さまとのコミュニケーションも増え、更に読み聞かせと音読が1度にすることができます。ぜひやってみてください。
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教室便り1104号 小学校満点は中学校平均点

小学校でバンバン100点を取っていたお子さまが、中学校に入ると急に平均点しか取れなくなってしまう…。実はこれ、よくあるパターンなのです。小学校のテストは、中学校のテストと比べるとはっきり言ってカンタンです。かなりのお子さまが90点~100点を取りやすいテストになっています。平均点を予想してみると、80点以上になっているはずです。一方、中学校のテストは難しく、平均点が60点前後になることがほとんどで、それを下回ることもしばしばあります。これは小学生のテストとは違い、毎回90点以上取れるお子さまは、本当に少ないということです。こういったテスト難易度の違いに加えて、もうひとつテストの点数が下がる大きな理由があります。それは、「学習の仕方」です。小学校では家庭で学習しなくても、授業だけである程度の点が取れます。しかし、中学校では学校の授業を聞いているだけでは、いい点を取ることは困難です。つまり、「学校以外での学習時間」が、本当に大事になってくるということです。塾での学習はもちろん、家庭でも学習できるお子さまが、テストでも高得点を取ってきています。これまで地域一番校に行ったお子さまに聞くと、毎日の家庭での学習時間は多く、普段からコツコツと学習している子がほとんどでした。hakken.では、家庭での学習の仕方もアドバイスさせていただいています。「このままだと、こうなってしまいます!」といった具体的な未来への展望もお話させていただいています。保護者さまとの懇談会も定期的に受け付けていますが、少しでも心配なことがおありでしたらすぐにご連絡くださいますようお願い申し上げます。 対策2・3ほめて育てるhakken.学習法と魔法のランプ(目標達成シート)が、自信と自立心を育てます。しかし1週間のうち塾に来ている数時間だけでは、どうしても限界があります。自信は、達成感で育ちます。ですが、自信のない子ほど達成感を味わう回数も極端に少ないのです。それならどうするか?達成感を疑似体験させることが必要です。達成感の疑似体験、つまりほめることです。大人が『こんなことできて当然だろう』と思うことをほめてください。中1のお子さまが日常でやっていることを、もし、3歳のお子さまが日常にやっていたらどうでしょう。『すごいすごい』とほめたくなりませんか?幼児期に褒め称えられることが少なかったことで、お子さまの自信が育っていない場合があります。幼児期に必要だったほめ言葉を、今から半年かけてほめてみてください。そうすれば1カ月後からお子さまに変化が出てきます。半年後には見違えるほど成長しているはずです。自信のついたお子さまは、徐々に何かをやろうとします。その時に失敗しても、小さな目標でも見守ってください。そうすれば徐々に自立心が芽生えてきます。うまく計画が立てられない場合は大人が手伝って計画を立てて下さい。その時1歩踏み出すだけで達成できるハードルの低い目標にしてください。低いハードルをクリアする回数を増やせば、最終的には高いハードルをクリアすることになり、その達成感とこれまで計画を進めてこられた自分に自信を持ち、自立心が生まれます。
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教室便り1103号 内申点

県立高校受験は内申点でほとんど決まります。内申点とは、つまり成績表の点数の合計です。中学校では5段階で評価されることが多いです。小学校での内申点と、中学校での内申点はまったく違います。小学校の内申点はたとえ中学受験をしたとしても、受験にほとんど関係がありませんが、高校入試において内申点は重要視されています。特に、前期選抜・特色選抜などの推薦においては、内申点だけで決まると言っても過言ではありません。また、学校の先生も、内申点で志望校を薦めてきます。内申点が足らないと、受験させてくれない先生が多いのも事実です。では良い内申点を取るためには一体どうすれば良いのでしょうか。 一番効果があるのは定期テストで良い点を取ることです。平均点によりますが、毎回80点以上取れば「4」がもらえるでしょう。しかし、毎回80点以上取るのは難しいので、もうひとつ内申点を上げるポイントがあります。それは「授業態度」と「提出物の提出」です。授業中、余計なことをしていませんか?となりの子としゃべってはいませんか?よく忘れ物はしていませんか?ノートやワークなど、提出物はちゃんと毎回出していますか?宿題はちゃんとしていますか?こういった、「当たり前のこと」ができていないと、テストで80点を取っても「3」がついてしまいます。しかし、これら「当たり前のこと」をしっかりやっているお子さまには、テストが30点でも「3」を取れる可能性があります。まずは、これら「当たり前のこと」を、きっちりやっていくように心がけてみましょう。その上で、hakken.でしっかり学んでテストの点を上げれば、さらに良い内申点が取れ、志望校に行ける可能性が高くなります。 良い内申点を取るhakken.4つのご提案県立高校入試合格者はほとんどの場合、下記の手順で決められます。①  内申点の高い生徒から定員の100%の人数を選ぶ②  選んだ生徒の中から当日のテストが良かった生徒から定員の80%を合格③  残り定員の20%は当日のテスト結果と内申点を考慮して決めるつまり内申点が低いと初めの合格者の80%に入れず、合格の可能性は格段に下がります。 1.授業は先生の目を見て聞く。2.学校の宿題は必ず出す。宿題を出さないなら、まだ答えを写して出す方がよい!3.副教科もしっかり勉強する。体育の4も数学の4も同じ価値です!4.学校のワークを塾で学習しているように、間違えた問題は繰り返し学習する。繰り返し学習をすることで暗記力、定着力も上がってきます。 中3生が証明 hakken.の学習歴が長ければ長いほど成績は大幅に伸びます!!とても悲しいことですが、hakken.をいろんな理由で辞められる方がいらっしゃいます。『自信がついたから他塾で試してみたい』、『5教科対応の安価な塾にいきます』、『成績が上がらないので』などなどダントツ理由は、『自信がついたから他塾で試してみたい』です。プチ自慢ですがhakken.は、他塾と比べると実に退会者が少ないのです。(エッヘン!!)また、喜ばしいことに一度辞めてhakkenへ戻って見える方もいらっしゃいます。ですが、悲しいことに復会されたお子さまの能力が退会時と同じままか、それ以下になっています。hakken.に通ってくださっているお子さまは、6か月前、1年前とは、能力がまったく違います。作業量、定着力、暗記力、セルフコントロール力、集中力、思考力、自立学習力などの能力がまったく違います。能力の上がるスピードより学校で習う問題の難易度が上がるスピードが速い場合は、能力の向上がわかりにくいですが、お子さまの能力は確実に上がっています。能力が上がらないと大幅な成績UPが期待できません。 今年も私立高校と公立高校の前期入試が終了しました。今年の3年生も、また入会時の実力と比べると2~4段階レベルの高い高校を受験し、合格されたお子さまが多数いらっしゃいます。とてもうれしい限りです。『hakken.でいいのかな?』と、思われた方は、ぜひ懇談会をお申し込みください。現在のお子さまのご様子とお子さまの学習計画をお話しさせていただきます。
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教室便り1102号 小学生と中学生の違い

中学生になったら新しい友達に、新しい教室。クラブ活動もがんばって、勉強もがんばる!将来は有名大学に入って!自分の夢を叶えるんだ!でも、勉強難しくなるのかな・・・?Aちゃんは小学校のときから優等生!テストは、100点は当たり前!中学校へ行っても当たり前のようにトップクラス・・・だったはずなのに。数学では方程式に関数に図形・・・・.英語は単語も覚えて文法も理解しなきゃいけない!理科も社会も覚えるだけでは解けない、できない。レンズやオームって何?圧力ってどうやって計算するの?中学校へ行っても大丈夫だったはずが、だんだん難しくなる授業についていくのが精一杯・・・。こんなはずじゃなかったのに。 Bくんは元気が取り柄の1年生!小学生のときは、やんちゃで親の言うことも全然聞いてくれない!!でも中学生になったら、成績は学年でも上位!あいかわらずやんちゃだけど・・・。そんなに勉強しているようには見えないのに・・・。何が違うの!? その違いは、学習方法にあります。中学校では小学校のときのように、ただ学習しているだけでは成績は上がりません。おうちでも、hakken.で学習しているように間違った問題は、何度も繰り返し行うことが必要です。解いた問題はしっかり身についているか、1週間後やテスト前にも学習して確認しましょう。そして、hakken.の教室での学習とおうちでの学習は、明確に学習の役割を変えます。hakken.の教室では、学習をするために必要な能力を上げ、勉強方法を学び、わからない問題、苦手な問題に取り組みます。おうちでは、基本的な問題を何度も繰り返し、学習して基礎力を高めていきましょう。そうすれば、Bくんのように、短時間で良い成績が取れるようになります。  子どもは磨けば必ず輝く!! お勉強はできたほうが良いに決まっています。しかし、お勉強は人生の成功者になるための道具です。勉強を通して学んでほしい大切なことは、お子さま自身がお子さまの成長を喜べることです。例えば、「1カ月前は方程式が解けなかったけど、今は解けるので嬉しい」などです。 方程式が解けるようになったお子さまの成長を親子で喜び合えればお子さまは、①『成長する喜び』を感じ、②『自信』を持ち、③『また別の課題で成長』しようとします。 残念ながら③『また別の課題で成長』だけを求めても、①『成長する喜び』と②『自信』がなければ、③  『また別の課題で成長』にたどりつくことはできません。①  『成長する喜び』を親子で感じられるまで、親はしっかりお子さまの成長を見抜く目を養うことが大切です。お子さまが①、②、③をクリアし、成長する喜びを持てたなら、人生の成功者になる切符を手にすることができます。
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教室便り1101号 hakken.のこだわり

hakken.がこだわっていることは子どもたちの能力を上げ、今までできなかったことが自分の力でできるようになることです。そして、自分で勉強ができるようになることです。しかし、一般的な学習塾では講義形式や個別指導形式問わず、講師が上手に教えることで、生徒が解き方を学び、やり方を理解することで問題が解けるようになります。しかし、それではその問題は解けるようになりますが、いつも講師が教えないと解けるようになりません。お子さまが自分で考えて解くために、hakken.は教材の構成、教材の使い方、指導の仕方まで従来の教育方法から大きく変えています。お子さまが解説を読めばできるような解説。学力に合わせた問題構成。さらに勉強の仕方や復習の仕方を、自然と学べる教材にしています。家庭で学校の問題集や、市販の問題集をやるときも、そのまま、テキストに書き込まずに、hakken.で学習しているように繰り返してください。そして、自分がどのくらい復習をすれば、身につくのかを知ってください。それを知れば、良い学習の仕方がわかってきます。学習の仕方がわかれば、学習量も増えます。学習量が増えれば、成績も能力も上がります。家庭学習の第1歩として、まずはhakken.の学習法を家でためしてみましょう。 『子どもを伸ばすことば』~言葉のかけ方で子どもは変わる~同じ能力・学力でもすぐ結果が出せるお子さまと、結果を出すのに時間がかかるお子さまがいます。その違いは周りの大人の言葉のかけ方が、大きく影響しています。誰だって、わが子はかわいい。でも、ついつい子どもに『マイナスの言葉』をかけてしまう。『マイナスの言葉』とは、子どものやる気や自主性、考える力をなくす言葉です。『マイナスの言葉』は、子どもの自信をなくします。そのため、思うような結果がでない原因になります。では、どんな言葉をかければいいのでしょうか。下記に紹介する言葉かけは、「お子さまが安心する」、「心が安らぎ、安定する」、「自分で考えようとする」、「自信が持てる」などの効果がある言葉かけ(以後『プラスの言葉』と呼びます)です。『プラスの言葉』には、お子さまに自信、自主性、考える力を与えます。その結果やる気が生まれます。これらの『マイナスの言葉』を『プラスの言葉』に変える方法は、カウンセリング・親業・コーチングで使われている方法です。ぜひ試してみて下さい。
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教室便り1012号 ~おうちでできる!~ 暗記の達人になる方法

小学校で英語学習が取り入れられ、また、公用語を英語にするユニクロ等の日本企業が現れ、社会全体で英語の重要性が増してきています。今は小学生の頃から英会話を習っているお子さまも多く、「こんにちは」が「ハロー」なことは、小学生でも知っています。 では、「Hello.」とスペルを書ける小学生はどれくらいいるでしょうか?実はスペルが書ける小学生は、多くありません。ですが、中学生になると英単語は読めるだけでなく書けて当たり前になります。 中学英語の第一歩はアルファベットと単語の暗記から始まります。文法の理解と単語が読めることと同時に、単語を書けることが英語を学ぶ上での大前提になります。つまり暗記が、英語を得意になるかどうかの大きなポイントになります。 実際に英語が得意な子は短時間で単語を10個も20個も平気で覚えてしまいます。しかも覚えたら忘れません。これができるとできないでは大きな差があります。 では暗記が苦手な子はどうしたらいいのでしょうか。実は暗記力は訓練で身につきます。 hakken.では、暗記が得意な脳 を作ることができます。一般に、人間は学習した直後に忘れることが多く、学習した20分後には43%の内容を忘れると言われています。そのためhakken.では定期的に復習を行い、学んだことを忘れにくい脳を作っていきます。しかも効率よく暗記できるだけでなく、一度に暗記できる量も増えていきます。特に暗記がポイントになる英語は、暗記力を高め、早期に中学校への準備をすることをお勧めします。 ~おうちでできる!~ 暗記の達人になる方法暗記をするものは英単語でも漢字でも歴史の年表でもOKです。ポイントは暗記のやり方です。●暗記をトレーニングする前の準備Ⅰ 週に何回するか曜日を決めます。忘れない脳を作るためには週に2回以上が理想です。Ⅱ 次に学習時間を決めます。1回に20分以上は取ってください。Ⅲ 覚えたい項目に①②③④…と順番をつけます。(例)  毎週 火・金 20分     学習内容  ①book ②pen ③cat ④dog ⑤apple ・・・・・・●暗記の方法Ⅳ 1日目  一度に暗記する個数を決め、その個数を練習して覚えたらテストをし、2回目以降のテストでは前に覚えたものもテストをします。個数の目安は、初めはすぐ覚えられる個数にします。慣れてきたら自分が一度に覚えられるギリギリの個数に設定すると効果が高まります。また、事前に決めた学習時間が過ぎたら途中でも終了してOKです。●暗記の方法 手順やり方手順やり方1回目①bookを練習して、暗記できているかテストをする5回目①~③を暗記できているかテストをする6回目④dogを練習する2回目②penを練習する7回目①~④を暗記できているかテストをする3回目①~②を暗記できているかテストする8回目⑤appleを練習する4回目③catを練習する9回目①~⑤を暗記できているかテストをするⅤ 2日目  1日目に暗記した項目をすべてテストし、すべて覚えていれば前回の続きから1日目と同じように新しい項目を覚えていきます。このとき1日目に覚えた項目もテストします。合計で暗記する項目が40個を超えたら、新しく覚えた項目の数だけ、一番古い項目を削ります。つまり常に40個をテストしていくようにします。Ⅵ 3日目  上記のやり方を繰り返していきます。 是非このやり方を家で実践してみてください。継続して続けることができれば、早ければ1カ月後には効果が実感できます。
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教室便り1011号 苦手教科をほっておくとどうなる?

もうすっかり秋ですね。いかがお過ごしでしょうか。中学3年生の皆さんは、しっかり受験モードに入っていますでしょうか。今回は、受験における苦手教科のお話です。ほとんどの入試は、ご存知の通り「中学の全範囲」×5教科で行われます。さて皆さんはこの広大な範囲を完全に網羅できていますでしょうか?「理科の1分野キライ!」 「数学の関数よくわからない!」「2年生のとき授業を聞いてなかった!」 「世界の地理とか興味無い!」こんな言葉が聞こえてきそうです。誰でも苦手教科はあると思います。逆に得意教科もあるでしょう。「計算は任せろ!」「歴史の事ならなんでも聞いて!」「漢字はマスターしています!」「英語は好き!」自信満々な声が聞こえてきます。 では、受験においてこの苦手教科と得意教科、どちらを勉強した方が良いのでしょうか。答えは、どちらも必要です。ですが、全てを学習するには量が多いので、ポイントを絞って学習する事が大切です。ポイントは受ける高校の偏差値によって違います。 ○偏差値45以下の学校の場合。このレベルの高校入試では、ほとんどのお子さまに苦手教科がたくさんあり、点数が取れない子達での勝負になります。こういった場合、あなたの得意教科が武器になります。たった1つでも良いので、得意教科をしっかり伸ばして自分の武器にしていきましょう。もちろん苦手教科も克服できればもっとよいです。 ○偏差値45~55未満の学校の場合。このレベルの高校入試ではしっかりと苦手教科を克服するべきです。なぜかと言うと、入試問題には簡単に解ける「サービス問題」が必ずあります。それは、ほとんどのお子さまが解ける問題になっています。これで落としているようでは勝負になりません。苦手教科でもここはしっかり取れるようにしましょう。 ○偏差値55以上の学校の場合。このレベルの高校入試ではもちろん両方が必要です。全ての教科で高いレベルでの安定が求められ、ミス1つが命取りになります。まずは全ての教科で標準レベルまでの問題なら全て解けると言えるようになるまで徹底的に学習しましょう。 ○入試を乗り越えるための学習hakken.では、入試問題をレベル別に分類したものを、志望校や学力に応じて必要な問題だけを学習していただきます。合格ラインは志望校によって異なるわけですから、解く必要のある問題は、その志望校によって変わってきます。当然その過程で、お子さま一人ひとりの弱点単元が明らかになってきます。そこを、補強教材を使って強化していきます。 ○家庭の学習下記2つの学習をお勧めします。①3年間の総まとめ教材もしくは前学年の教材を日ごろから学習しましょう。まずは学習習慣をつけることが大切です。そのため教材は簡単でやりやすいものを選び、苦なく学習できるものをお勧めします。教材は市販のものでもOKです。学習習慣が身についているお子さまは、今の自分のレベルより少し上の教材を選びましょう。学習方法は、hakken.で学習しているように、間違えた問題はできるようになるまで繰り返し学習するようにしましょう。②日ごろの学習の際に、間違えた問題は次に同じ問題が出ても解けるように見直しをしましょう。hakken.で間違えた問題を繰り返し学習するのは、次は解けるようにするためでもあります。その場で解けなかった問題はとことん考え、1週間後同じ問題が解けるようにするという意識が大切です。勉強するのも、テストを受けるのも自分ですので、自分で解けるようにすることが大切です。自分が理解できているかどうかを基準に復習ができるようになれば、定着力が上がり、結果は大きく変わってきます。この2つを実践すれば、定期テストの結果だけでなく、実力テストの結果にも変化が見られ、入試にも余裕をもって対策をとることができます。是非実践して下さい。 入試ではこれまでどれだけ勉強してきたかが、結果に繋がります。また家庭学習ができるかどうかが、合否を決める大きな要因にもなります。自分の今の学習習慣を一度見直し、目標の高校に行くためには何をすればよいのかを考えて取り組んでみましょう。
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教室便り1010号 危険!秋に潜む罠

秋真っ盛り。みなさんいかがお過ごしでしょうか。運動の秋、食欲の秋、読書の秋。毎年聞く言葉ですが、あなたにとっての秋は何の秋でしょうか。塾の講師の間では「恐怖の秋」と呼ばれています。特に中学1年生にとってはその恐怖が他の学年に比べて一番大きくなります。その理由は、① 数学は「比例・反比例」が出てくる。② 英語は「複数形のS、三単現のS」が出てくる。③ 以上2教科の学習が難しいので、学校の平均点がすごく落ちる。④ ①~③を知らない子が多い。この4つが挙げられます。 まず①から見ていきましょう。小学生のときは「関数」はほんのちょっとしかやりません。しかも以前に習った「文字の式」「方程式」ができていないと解けない問題がほとんどです。さらに色々なパターンの問題が出され、読解力も求められます。この「比例・反比例」はかなりのお子さまが嫌いになる分野でもあります。 次に②です。これまでの英語は単語が覚えられたらテストで点が取れました。平均点も80点を超えてきたりもします。しかしこれからはそうはいきません。まず英語の一つの壁である「複数形のS、三単現のS」が出てきます。これができるためには主語、動詞を見分ける力、冠詞の忘れ、Sの付け忘れに注意する力が必要です。そのため毎年たくさんの子がここで英語が苦手になります。2年生、3年生でもここが苦手な子はたくさんいます。 ③は上記の通り数学も英語も難しくなるので、定期テストの平均点が下がります。これまでは80点くらいだった平均点も、これからは60点。さらに低くなることも多々あります。 そして③の原因にもなっているのが④です。今までと同じような学習をしていてはこれからのテストの点数は下がっていきます。ほとんどの子が①~③を知らないため、成績が下がります。成績を上げるもしくは維持するためには、これまでよりも多くの学習をする必要があります。そのため、hakken.では夏休みから学習を先取りして行うことで、余裕を持って学校の授業を受けられるようにし、テスト前の学習の時間を確保しています。 しかし、塾での時間よりも家庭での時間が圧倒的に多いため、成績を上げるためには家庭での学習が重要な要素です。まずは、この秋を乗り越えるために、家では学校のテキスト(問題集)を毎日学習することをおすすめします。もし学校のテキストがなければ市販のテキストでもかまいません。大切なのはテキストの使い方です。例えば、1日目は今日学校で習ったところを学習します。2日目は前回間違った問題と新しく学校で習ったところを学習します。3日目以降は2日目と同じように学習していきます。これはhakken.で学習しているやり方と同じです。hakken.でのやり方を思い出し、家でも実践してみて下さい。 恐怖の秋にするか、充実の秋にするかはあなた次第です。この秋、点数を上げるもしくは維持できれば、今までよりも成長した自分に出会えるはずです。充実の秋にできるように、今できることをやっていきましょう。
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教室便り1009号 hakken.の取り組み

体験学習に来ていただいたお母さまが、びっくりされることがあります。それは『教室、静かですね』ということです。教室を見て驚かれた保護者を見ると、私たちは大変嬉しく思います。いつも賑やかなお子さまたちが、学習に集中している様子をほめられたように感じるからです。 他の場所でも集中して学習できれば良いのですが、なかなかそうもいきません。本来お子さまはその日の気分、体調などによって、集中したりできなかったりします。「お母さんとけんかして来た」、「クラブで疲れた(中学生)」、「もっと遊びたかったのに(小学生)」「この問題難しい」、「×(バツ)が続くからもうイヤ」、「面倒だ」、「なんかやる気がしない」などお子さまは様々な要因でやる気が出なくなり、その結果50分、80分の学習量が違ってきます。このように、お子さまのその日その日の状態によって、学習成果が変わってしまうと、計画通りの学習ができなくなり、思ったように成績も上がりません。そのため、hakken.(ハッケン)ではそうならないための様々な仕掛けを授業中に使っています。この仕掛けを使うと普段の学習量の1.5倍もできるようになりました。 なぜそんなことができるようになったのか、hakken.(ハッケン)の成績が上がる仕掛けを紹介させていただきます。①『魔法のランプ』シートhakken.(ハッケン)では学習の前後に「魔法のランプ」というシートを書きます。学習前には今日の学習の目標枚数、学習目標(例えば 復習の問題は100点を取るなど)を書きます。学習後は今日の良かった点、悪かった点、感想を書きます。②『お願いがあります』シート約2か月に1回学習前に、個別ではなく全員に対して学習姿勢や集中の大事さを話し、学習の際に守って欲しいとお願いします。個別ではなく全体に話し注意することで、集団心理を働かせ「自分も守らないと」という心理を働かせ、学習を行ってもらいます。他にも、③『学習準備の工夫』、④『指導者教育カリキュラムの充実 』、⑤『きめ細やかな教材改訂』などたくさんあります。 これらの仕掛けを使うことで、自分の意識や感情をコントロールし、学習に集中してもらいます。つまりセルフコントロールを行うことで、学習に集中できる体制を整えているのです。その結果、お子さまは良い方向に変わり、学習量も増えました。もし塾だけではなく、おうちでもセルフコントロールができれば、学習がはかどること間違いなしです。実はおうちでもセルフコントロールを身につける方法があります。1つ目は、「お子さまに物質的な我慢を身につけさせること」です。物質的な我慢を覚えさせれば、学習がいやだと思う気持ちが我慢でき、学習に集中できます。いまさら難しいとお思いでしょうが、そんなことはありません。一度言ったことは押し通すことで、お子さまの我慢は身につけます。もし押し通せないのであれば言わないほうがお子さまにとっては良いのです。2つ目は、夢をお子さまに語ることです。「あなたはやさしいから、保育士なんかいいんじゃない?」「自分で作った歌や体操を、全国の幼稚園や保育園の先生に教えて回っている男の保育士さんがいるよ。そんな風になれたらすごいよね。」など、なるべく大きな夢を話してあげて下さい。そうすれば、話したことが種となり、お子さま自身が、自分で夢を考えるようになり始めます。3つ目は、たくさんのほめ言葉をシャワーのように浴びせることです。他のお子さまと比べるのではなく、1年前のお子さまと比べて、成長をほめてあげて下さい。自信がつきます。そうすれば、我慢強くもなり、夢を持ちやすくなります。この3つをおうちでやって下さることでセルフコントロール力はかなりついてきます。ぜひおうちで試してみて下さい。
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教室便り1008号「中学生までの半年を無駄に過ごしますか?」

小学6年生のみなさん中学生までの半年を無駄に過ごしますか? 中学校までの半年の過ごし方で、中学3年間の勉強の出来が大きく変わります。小学生のテストで90点以上をキープしているから、大丈夫と安心されていないでしょうか。中学に入学されるまでに中学生の学習準備を行わないと、お子さまが大変苦労されます。それは小学生と中学生では要求される能力が違うからです。小学生のテストで90点以上取れたとしても、中学生では平均点を取れるとは限りません。 小学生の学習は、生活に密着しているため、学習内容が理解しやすく、理解すれば問題も簡単に解けます。例えば「速さ」の問題。速さの問題は難しいとされていますが、自宅から名古屋に向かうことを考えると、「何時間で到着した」、「標識に何キロと書いてあった」と生活に密着しているため、理解しやすく、数回の練習で問題も解けるようになります。つまり小学生では「理解する=解ける」で学習できます。 しかし、中学生では生活に密着していない問題を多く扱うため、理解が困難になります。例えば、中学生で最初に学習する「正負の計算」。「正負の計算」では「-5×(-3)=15」と学習します。ですが、マイナス(-)とマイナス(-)をかけるとどうしてプラス(+)になるかを生活の中で体験できないため、理解が難しくなります。それでも、10くらいの計算パターンを覚えれば「正負の計算」は解けるようになります。ですが、次に学習する「文字式」が問題です。「文字式」では、理解しにくい「係数、項、次数…」という生活に密着していない語句を覚える必要があります。しかも「正負の計算」の何倍もの計算パターンを覚えなくては、「文字式」を解くことはできません。つまり中学生では「理解する≠解ける」になります。このため、中学生では「解くことによって、理解をすすめる能力」が要求されています。このことを理解しないまま中学生を迎えると、お子さまが大変苦労することになります。 そこで中学生までの半年の間に、学習準備を行うことが大事になってきます。またこの半年がお子さまの学力を上げるチャンスでもあります。それはもうすぐ中学生という意識も持っているため、以前よりやる気が出しやすいからです。この半年で中学生の学習に必要な能力を身につけることができれば、中学生でも90点以上をキープできます。そのために次の学習準備を行って下さい。1日20分~30分からでもできる準備ですので、是非行って下さい。 ① 中学生になっても余裕を持って計算をできるようにしよう。「正負の計算」では完璧に理解する前に、計算パターンもたくさん覚えなくてはいけないため、お子さまは余裕をなくすことが多くなります。そのために小学生で解けていた計算問題も間違えてしまい、点数を落としてしまうことも多くなります。そのため中学生までに基礎計算力をしっかり身につけておく必要があります。効率良く楽に身につけるために、次の方法をおすすめします。市販の問題集でかまいませんので、分数計算の問題をご用意下さい。初日はその問題集を使い、時間を計りながら10問解いて下さい。問題を解くときには、速く正確に解くことを意識しながら、解いて下さい。解き終わったら、採点を行った後に、間違いを直して下さい。III.  次の日に初日に解いた10問に、さらに10問付け加え、合計20問解いて下さい。このとき、10問ずつ時間を計って下さい。そして解き終わったら、採点を行った後に、間違いを直して下さい。この方法を繰り返し、50問まで増やしていきます。間違いが多く、同じ問題で前日より時間がかかるようであれば、問題を増やさずに行って下さい。決して無理に問題を増やしてはいけません。50問を間違いなく、時間も以前より速くできるようになれば、最初に学習した10問をなくし、新規に10問を加え、合計50問を解いて下さい。この方法を足し算、引き算、掛け算、割り算を含む分数計算が、間違いがなく、すらすらと解けるようになるまで行って下さい。これができれば、中学生で必要な基礎計算力が身につきます。さらに作業力(同じ時間でたくさんできる力)と定着力も自然と身につき、お子さまの能力もアップします。 ② 生活に密着していない語句を簡単に覚えよう。英単語を使って覚える訓練を行い、中学生への学習準備を行いましょう。英単語は読めば「ドック」、「キャット」と生活に密着していますが、「dog」、「cat」のようなスペルは生活になじみがありません。そのため生活に密着していない語句に慣れるよい訓練になります。 市販の英単語帳を用意します。英単語とその意味がのっているテキストをご用意下さい。最初に英単語とその意味を5個覚えて、テストして下さい。5個全てが一度に覚えるまで、テストして下さい。III.  次の日に新しい英単語を5個覚えて、全てを覚えるまでテストして下さい。そして、初日の5個とあわせて10個の英単語を、全て覚えるまでテストをして下さい。前日に覚えた10個の英単語のテストを行って下さい。もし10個全てを覚えてなければ、英単語を増やさず、もう一度完璧に覚えるまでテストして下さい。このときに焦らずに増やさないことが大切です。もし10個全てを覚えていれば、また5個増やして下さい。これを40個まで増やして、全問正解できるようにして下さい。40個が全て覚えられれば、初日に覚えた5個を減らした上で、新しい単語を5個増やして下さい。 これができれば、中学生で必要な暗記力と定着力が自然と身につき、お子さまの能力がアップします。 ③ 自分をコントロールしよう。いくら能力が高くても中学校の学習を乗り切るためには、自分の心をコントロールできなくてはいけません。「難しい問題だからやりたくない」、「疲れているからやりたくない」、という自分の心と戦う必要があります。もし自分の心に負けてしまえば、本来取れるはずだった90点以上の点数も取ることができません。そこで自分をコントロールすること、つまりセルフコントロール力を身につける必要があります。身につけるための第一歩としては、「何か自分で決めて、実行すること=有言実行」が最適です。 まずは学習日を決めましょう。例えば月曜日は英語、水曜日は算数と学習日を決めます。このときに時間で学習をしようと決めると挫折することが多いので、何かの行動の後か前で決めて下さい。「…の夕食を食べてから」、「お風呂に入る前」などですと、実施しやすいです。生活の中に組み込むことが、学習習慣を身につけるよい方法です。そして、その日の学習目標を決めましょう。少し頑張ればできる目標を立てることが大事です。例えば、 「姿勢よく座る」、「何分で解答する」、「何枚学習する」などから始めることをおすすめします。 ①②③の学習ができれば、中学生までに学習準備が整い、作業力・定着力・暗記力・セルフコントロール力がアップし、より効率良く、効果的に学習ができるようになります。是非、実践してみて下さい。
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