教室便り1509号 秋のテストは点数が下がる!?
もうすぐ夏休みが終わり、学校が始まります。
秋になると、学校では体育祭や、文化祭があります。
部活動も3年生が抜け、
1、2年生は、これまでより忙しくなってくる時期です。
3年生は、いよいよ受験に向けて学習を本格化する時期です。
学校行事の忙しくなる秋ですが、学校の授業の進度も一気に速くなります。
どれだけ速くなるか、昨年のある中学校のテスト範囲で比較してみましょう。
昨年11月後半のテストで出題された各学年の数学の範囲は
・中1 → 平面図形の概要まで
・中2 → 図形の角度まで
・中3 → 相似の概念まで
今年6月のテストで出題された各学年の数学の範囲は
・中1 → 文字式の途中まで
・中2 → 式の計算まで
・中3 → 平方根の途中まで
数学はどの学年も、「計算→方程式→関数→図形」の順番に進んでいきます。
6月の時点ではまだ計算の分野だった範囲が、
11月には方程式や関数も終えて、図形まで差し掛かることになります。
この9月から11月の3カ月の間に、
一年間の範囲の半分以上を学習することになります。
このスピードに加え、
方程式の文章問題やグラフの問題などは、
計算の範囲よりも難しく習得に時間がかかります。
もちろん、英語など他の教科も同様に内容が難しくなります。
今までと同じ時間、同じ学習方法だと、確実にテストの点数は下がります。
そのため、秋の定期テストの平均点は下がる傾向にあります。
秋の定期テストで点数を下げないために、
ぜひ取り組んでほしいことがあります。
hakken.では授業で学校の予習を行い、
テスト前にはテスト対策の時間をじっくり取ります。
そのために、みなさんには次のことを意識して学習をしてください。
① hakken.の宿題で100点を取る
② 一度学習した内容(付箋紙まで)は赤マルを取る
③ プリントの枚数を意識して、前回以上の学習枚数を目指す
この3つを続けていけば、
学習の指標でもあり、hakken.が大切にしている
作業力、暗記力、定着力、セルフコントロール力がつきやすくなり、
学習の成果が出やすくなります。
もちろん、家庭で学習するときも同様に意識することで、学習の成果が出やすくなります。
意識を変えることで、行動は変わります。
行動が変われば結果が変わります。
毎年、平均点が下がるこの時期でも、
学習するときの意識を変えることで、
テストの点を上げ、自信をつけるお子さまがたくさんいます。
さあ、あなたも今日から実践してみましょう。