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コラム(20ページ目)

Column

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教室便り1308号 規則正しい生活

もうすぐ夏休みです。夏休みは、約40日間もあるとても長い休暇です。しっかりこの夏を満喫してください。楽しい夏休みですが、勉強もおろそかにしてはいけません。学校が休みだからといって、勉強も休みにしてはいけません。この夏休みにしっかり勉強をしておかないと、秋からの学習にとっても影響します。学習のことを考えると、夏休みは学力が低下する要因があります。 一つ目の要因は、学習時間の減少です。夏休み前までに上がった教科の成績は、毎日通学して、規則正しい生活の中で、学校と家庭学習、そして塾での学習時間の結果です。しかし、夏休みは学習時間の過半数以上を占める学校での学習時間が‘0’になります。そのため、夏休みなどの長期休み明けの学力は、休み前よりも低下していることがよくあります。学力は筋力と同じで、使わないとどんどん低下していきます。春に学習した内容ができたからといって、秋に学習する内容が勉強しないでできるということはありえません。 二つ目の要因は、生活リズムを崩し、脳の機能が低下することです。そのため、秋以降の勉強の内容が頭に入りにくくなり、これまで学習した内容も思い出すのにも時間がかかるなど、結果的に学力が低下していきます。普段の学習でも、学習量が少なくなったり、覚えるのに時間がかかったり、覚えたものを忘れやすくなったりします。つまり、学習の先行指標でもある、作業力、暗記力、定着力が落ちていき、結果としてテストの点も下がっていきます。これらは夏休みだけでなく、1週間程度の休みでも同様のことは起こります。この前のゴールデンウィークを振り返ってみてください。休みの後、「テストがよくなかった」、「勉強がはかどらなかった」などはありませんでしたか。もしそうならこの夏休みも要注意です。 休みといえども、生活リズムを普段と同じように保つことはとても重要です。規則正しい生活が学力UPにつながるといっても過言ではありません。毎日勉強する習慣をこの夏休みにつけておきましょう。 hakken.は、生活リズムを整え、家庭学習の習慣をつけることを推進しています。家で勉強が自主的にできることによって、hakken.で学んだことが何倍にも活かされます。ご家族の方もお子さまが家で勉強ができる環境作りに、ご協力をお願いします。また、教室での自習も随時承っております。どんどん自習に来て塾を活用してください。 hakken.では、お子さまたちが夏休み期間中も勉強をサポートするために、hakken.の夏期講習もご用意しています。ぜひご活用ください。
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教室便り1307号 中学3年生へ夏休みの過ごし方

もうすぐ夏休みがやってきます。たくさん遊べますし、たくさん部活もできます。さらにたくさんお勉強もできます。中1、中2の復習は進んでいますでしょうか。復習の重要性は充分、理解してもらえていると思います。春からしっかり復習を進められている人は、夏休みでは少し学習量をプラスして継続してください。重要性はわかっているけど、これまでなかなか進められなかった人は、今すぐ復習をスタートしましょう。 部活もこの夏が最後になると思います。これまでの3年間の努力をおもいっきりぶつけてください。その分、疲れていると思いますが、時間を決めて少し学習の時間も作ってください。そして、部活が終わったら、部活で頑張れたことを自信にして、今度は自分の最初の分岐点である高校受験に向けて、学習におもいっきり自分の力をぶつけていきましょう。 中1、中2の復習をする上で、特に理科や社会は復習が大事です。理科の光や地層、電流に化学反応式など覚えていますでしょうか。「そういえばそんなのあったな~、でも忘れちゃった」というお子さまも多いでしょう。社会でも、地理と歴史の復習をしなければいけません。 数学、英語、国語は積み重ねの教科のため、今学習している内容ができれば、これまでの復習は比較的少なくて済みます。ですが、理科、社会は単元ごとに内容が変わるため、今学習している内容ができたとしても、できるとは限りません。そのため、時間をかけて復習をする必要があります。 またテキストや問題集は繰り返し学習し、定着させることを意識して学習していきましょう。一度学習している単元なので、復習もしやすいはずです。繰り返し学習をすることで、今までの学習内容が頭の中で整理されていくので定着も良くなります。そうすれば、できる問題も多くなり、応用力にも結びついてきます。 入試に対応できる応用力を身につけるためにも、夏休み中にしっかり復習することをおすすめします。hakken.では復習しやすい教材を使用し、受験に向けて効率的な勉強方法をしています。この夏休み、悔いの残らないように受験に向けてしっかり勉強に取り組みましょう。
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教室便り1306号 内申点の重要性

………受験生のあなたへ………高校受験の合否に直結してくる内申点。もちろん入試までに試験に対応できる「実力」を付けることも必要ですが、内申点が志望校決定の目安になります。内申点とは、成績表の評価のことです。各教科を主に5段階で評価します。その評価の仕方ですが、2002年度よりそれまで相対評価だったのが、絶対評価になりました。 相対評価は、周りの生徒と自分を比べての評価でした。あらかじめ5や4を取れる人数が決まっており、優秀な生徒が多い中学校ではとても不利でした。80点を取ったのに成績は3の生徒もいました。そこで、この問題を解決するために、絶対評価が取り入れられました。先生によって評価が甘かったり、そうでなかったりと問題もある絶対評価ですが、確実に言えることは、相対評価のときよりも、「4や5は取りやすくなっている」ということです。 その内申点は 定期テストの結果 提出物の期日・内容 授業態度の3点で決められます。この内申点を上げるには頑張り始める時期が大切です。「3年生になって、クラブが終わってからでいいや。」では遅いです。3年生の秋から猛勉強してテストの点数が上がっても、周りの友達も上がります。提出物も期日までにしっかり提出しても、周りの友達も提出します。もちろん授業態度も多くの友達が変わってきます。みんなが頑張りだす時期から頑張っても、評価はされにくくなります。内申点を上げるには、今から頑張る必要があります。今はまだ周りの友達も受験の意識は低いので、今頑張ればその変化は先生にも目に留まりやすくなります。 hakken.では、hakken.で習っていない教科の成績を上げる方法や家庭学習の方法も教えています。高校入試に向けて、しっかり成績を上げることが大事です。授業態度を改善し、提出物は期日を守って提出し、テストの点数をUPさせる。hakken.の先生としっかり作戦を立て、次の通知表を楽しみにできるようにしていきましょう。
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教室便り1305号 大型連休の過ごし方

新学年になって早1ヶ月が過ぎようとしています。新しい環境には慣れましたか。 もうすぐゴールデンウィークです。どこかへ出かけたり、友達とたくさん遊んだりできますね。そして、ゴールデンウィークが終わると、ほとんどの学校では2~3週間後に定期テストがあります。特に中学1年生のみなさんは、初めての定期テストです。テスト前にあるゴールデンウィークをどう過ごすかで、今回のテストの結果は大きく変わります。 ですが、「休みの間に勉強をたくさんしよう!」ということではありません。休みの日に本当にただ休んでいるだけと、脳の活動は鈍くなっていきます。脳は体と同じで適度な休息は必要ですが、必要以上の休息は逆効果になります。長い休みの後、久しぶりにクラブ活動をすると、体がなまっていませんか。ダイエットをしていても、数日間サボってしまうと、もとに戻ってしまいませんか。脳も体と同じで、使わないと衰えていきます。だからといって勉強ばっかりしなさいとは言いません。 やって欲しいことは自分をコントロールすることです。具体的には、「朝、決まった時間に起きる」、「毎日、勉強する時間を作る」など自分の行動を管理して、脳を活動させる時間を意図的に作ることです。自分の気持ちや感情に流されて行動するのではなく、メリハリをつけて行動してください。いつもより遅くに起きたり、ダラダラしたり、遊んだり、昼寝をしてもOKです。しかし、それをいつまでするのかを決めて、その後は勉強もしてください。 家でなかなか集中できないときは「30分学習」がお勧めです。30分1教科、10分休憩を1セットとして、まずは1セットから取り組んでください。できるようなら2セット、3セットと増やしてみてください。1セットの時間を増やしてもOKです。初めは1セットごとに教科を変えるなどして、自分が集中しやすいように工夫をしてみましょう。図書館などに行って勉強することもお勧めです。 自分をコントロールできるのと、できないのでは、学校の休みが長くなるほど大きな差がでます。長い休みの間、頭を休ませ過ぎると、ゴールデンウィーク明けの授業では頭の回転がいつもより遅く、学習量も理解力も落ちます。そして、いつもの学習量、理解力に戻るのに時間がかかり、脳がしっかり回転し始めるころにはもうテストが始まってしまいます。それでは結果として思うような点数は取りにくくなります。このゴールデンウィークはぜひ、1日にひとつでも自分の決めたことを計画どおりに実行してみてください。それが自分をコントロールすることの第一歩です。
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教室便り1304号 小学生中学生のテスト

小学生のみなさんは、テストでいつも何点くらい取っているでしょうか。90点や100点を取っているお子さまも多いことでしょう。 小学校のテストは、ほとんど基本的な問題で構成されています。基本がしっかりできていれば、90点や100点を取ることができます。いつも70点くらいのお子さまも、基本問題を繰り返し練習し、しっかり自力で問題が解けるようになれば、90点や100点を取ることができます。つまり、「小学校のテスト=基本問題」です。難しい問題はあまり出ないため、多くのお子さまが90~100点を取っています。 では、中学校のテストはどうでしょうか。中学校のテストは基本問題はもちろん、応用問題も出題されます。平均点は60点前後になることが多いです。基本問題はできるが、応用問題は難しくてできないお子さまは60点前後になります。つまり、「中学校のテスト=基本問題+応用問題」です。そのため、90点以上を取れるお子さまは限られてきます。しっかりとした基本問題の習得に加え、応用問題もこなせる学力が必要になってきます。更に昨年には教科書が変わり、以前よりも約3割学習する内容が多くなっています。またテストの時期も、小学校ではひとつの単元が終了するたびにテストをしていました。ですが、中学校では2~3カ月間学習した内容を一度にテストをします。小学校以上に、中学校では今まで学習した内容を忘れない力が必要になります。 そのため、小学校で90点や100点を取っていたお子さまも、中学校では平均点になってしまうケースがあります。基本だけ押さえていれば大丈夫だった小学校とは違い、中学校ではそれ以上の力が必要になります。そして中学校になるとその基本でさえ難しく、基本問題でも習得するのが困難になるお子さまも増えてきます。 hakken.では徹底した復習および予習型の授業で、定着力や暗記力など中学校でも通用する力を小学生のうちから養います。また小学生からの家庭学習(学校の宿題以外の学習)の重要性もお伝えさせていただいています。お家の方々のご協力もあり、しっかり家庭学習ができているお子さまも多くなり、大変嬉しく思っています。中学校で高得点を取るために、学校・塾・家庭学習をうまく組み合わせ、計画的に学習する練習を小学校のうちから始めていくことをお勧めします。
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教室便り1302号 中学生になる前に

6年間の小学校生活はどうでしたか。しっかり遊びましたか?しっかりお勉強しましたか?いろいろな思い出がたくさんあると思います。今まで通ってきた小学校とも別れ、4月からは気持ちも新たに中学校へ入学です。そこで中学校と小学校の違いをいくつか挙げてみました。 中学校では、何といっても「部活」が始まります。サッカー部や吹奏楽部など、どの部活も熱心に活動していますね。どの部活に入ろうか悩みますね。服装は学生服や、学校ごとに指定のジャージを着ることになるでしょう。 授業では、教科ごとに専門の先生がいます。やさしい先生もいればコワ~い先生もいることでしょう。また中間テストや期末テストがあります。小学校の時のように頻繁にテストがないので、2か月、3か月前に習ったこともしっかり覚えておく必要があります。また、小学校では授業の中で学習した内容を繰り返し練習します。しかし、中学校では学習する内容が多いので、授業の中で学習した内容をあまり練習しません。そのため、小学校では90点や100点を簡単に取れていたお子さまも、中学校のテストでは50点や60点になることがあります。 勉強面では、何といっても「家庭学習」が大切になってきます。家でしっかり勉強する習慣がついていないお子さまは、かなり危険です。どの教科も内容は格段に難しくなっていきます。それを授業だけで理解し、テストで点を取るのはほぼ不可能です。やはり予習・復習がすごく大事です。学校によっては普段宿題がほとんど出されず、テスト前だけ宿題を出して、普段の学習は本人に任せている場合もあります。出された宿題をやっているだけではテストでいい点は取れません。 hakken.では、これらの対策として塾の授業で学校の予習を進めます。たくさん予習することで、学習面における「貯金」を作っておくのです。その貯金が多ければ多いほど、それは良い意味での「余裕」になります。「余裕」がないと、ケアレスミスや、やる気の低下にもつながります。しっかりhakken.で「貯金」を作りましょう。またテスト前にhakken.で、テスト範囲の復習やテスト対策も行っています。そこでも「貯金」があると、しっかりテスト対策をする時間が取れるので、テストで良い点も取りやすくなります。 中学校に向けて、まずは宿題以外の学習を10分でもいいので、毎日自主学習をすることから始めていきましょう。
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教室便り1301号 やればできる!

ちまたにあふれる塾は、地域トップ校を目指している塾がほとんどです。補習をメインにしている塾もありますが、成績があまりよくないお子さまの成績を伸ばせる塾はどれだけあるのでしょうか。個別指導塾や地元にある個人塾も名前や看板は違えども、蓋を開ければ同じテキスト、同じ問題集を使っていることもよくあります。 塾の広告やホームページなどで「成績がこんなに上がった。志望校に合格できた。」という実績をよく見ます。その実績はできる子を入塾テストでふるいにかけたり、成績不振だと退会させた結果得られたものだというのもよくあることです。 もちろん、一人ひとりのお子さまにきめ細かく、お子さまに合わせた指導をし、成績を上げている塾もあることも事実です。ですが、実際はよくできる子の成績を上げることは得意ですが、できないお子さまは、『お断り』している塾がかなり多いのも事実です。 一般的な塾では集団塾でも個別指導の塾でも、問題演習を行い、解説をして、問題をできるようにしています。いわゆる「指導=教える」ことを中心にしています。つまり、お子さまの能力に任せた「指導時間=成績」ということです。言いかえればお子さまの学習能力以上に成績は上がりません。 もし、お子さまが同じ時間内に学習できる量が多くなれば、すぐに覚えることができれば、覚えたことを忘れないようになれば、たった週2回の学習でも結果は大きく変わってきます。 hakken.がこだわっているのはここです。お子さま自身の学習能力を上げていけば、当然成績は効率よく上がります。できる子も、できない子もお断りすることなく成績を上げることができます。つまり、hakken.が実践するのは「指導=育てる」です。 お子さまの学習能力、性格によって学習する内容を変える。復習回数を変える。指導を変える。hakken.にとっては当たり前のことを今年も目いっぱい頑張ります。より早く「指導=育てる」を体現できるように、教材開発、指導力向上を目指して精進して参ります。2013年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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教室便り1212号 中学校へのラストチャンス

2011年度から、小学校5、6年生は学校で英語を習うようになりました。今6年生のお子さまは、もう1年半も英語を勉強していることになります。 小学校の英語をお子さまにお伺いすると、「楽しい!」「ほとんど遊びみたい!」という声が聞こえます。小学生のうちから英語に親しめ、よいイメージがついているお子さまも多いようです。 ですが、中学校の英語では「楽しい」といった感想を持っているお子さまは多くありません。特に中学2、3年生は、「英語が一番苦手!」だというお子さまも多いのではないでしょうか。小学校とは違い中学校では、テストで高得点がなかなか取れません。それが楽しくない理由の1つではないでしょうか。小学校の勉強の仕方、学力のままでは、中学校で高得点を取ることは難しくあります。その理由は大きく分けて2つあります。  まず1つ目に、「単語の暗記」です。中学校では単語を暗記しなければなりません。小学校で暗記が得意だったお子さまも英語のスペル自体に意味がないため、興味を持って覚えることが難しい。しかも、覚えなければいけない単語の量は10個や20個ではありません。中学1年生の初めての中間テストまでに覚えるべき単語は100個以上です。そして、一度覚えた単語は次のテスト以降も出題されますので、覚えていなくてはいけない単語は200個、300個…と増えていきます。小学校のとき暗記が得意だったお子さまも、挫折する方が多いのもうなずけます。  そして2つ目は、「文法」です。中1の秋以降、三単現のsなどの文法がややこしくなり、英語がわからなくなるお子さまも一気に増えてきます。2年生や3年生でも、1年生で習うbe動詞と一般動詞の違いや、三単現のsをしっかり理解していないお子さまも多くいます。文法も、一度習ったら決して忘れてはいけません。そのためには、早め早めの学習で余裕を持つ必要があります。英語は積み重ねの教科です。一度つまずくと、大人が考える以上に挽回は簡単ではありません。英語は早期学習が必要といわれる所以がここにあります。  また英語学習で最も欠かせない暗記力は、他の教科においても不可欠です。暗記力を鍛えるよい方法は、英語の学習を活用することです。英語は覚えることが満載で、暗記力を身につけやすくあります。 hakken.では、小学生からこの暗記力を鍛えるべく、英語を活用し学習を進めています。中学校に入るまでに、英単語の覚え方や、学習を進めておきましょう。そうすれば「英語嫌い」に陥らず、暗記の仕方も身について、他教科にも活かせます。中学校では小学校と比べ物にならないくらい学習量があります。そこで通じる「暗記容量」を備えておけば、「暗記もの」に苦しむこともありません。小学生のうちからしっかりと準備をすることをお勧めします。
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教室便り1211号 入試対策!まずはこれから!

私立の受験まであと少しとなりました。中学3年生のみなさん、受験勉強ははかどっているでしょうか。何度も言われていると思いますが、入試までに次の3つの事を行いましょう。 ①  学習時間を増やす(確保する) ②  入試の傾向を知る ③  生活リズムを整える入試は人生で初めてあなたが、社会に打って出る貴重な機会です。入試は『あなたが社会にどう評価されるか』また『あなたが社会とどう戦うか』を経験できる貴重な機会です。今から2ヶ月で自分のやるべきことをどれだけ完璧に仕上げていくか。どうチャレンジするか。自分との戦いでもあります。受験に合格することは大切ですが、あなたが納得する戦い(努力)ができるか否が、あなたの生き方を左右すると言っても過言ではありません。 もちろん、やるからには志望校合格は必須です。そのためにも、残された入試までの時間を有効に使う戦略が必要になります。問題集をやみくもに始めからやったり、自分に合わない難しい問題ばかりやったりしても力はなかなかつきません。入試で確実に点を取るための戦略は下記の3つです。 戦略① ケアレスミスで点を落とさない。 戦略② すべての教科で基本・標準問題は解けるようにする。 戦略③ 応用問題は基本・標準問題をマスターしたあとに学習する。入試の勉強をするときに大切なことは、基本問題が完璧にできるまで標準問題に進まないことです。基本問題が完璧にできてこそ、標準問題を短時間でマスターできます。応用問題も同様です。応用問題の多くは基本・標準問題の組み合わせでできています。まずは、基本・標準問題を先にできるようになることが、難しい問題を解くためにも必要な知識です。反対に基本・標準問題ができないのに応用問題を先にやってしまうと、マスターするまでに余計に時間がかかります。合格への近道は「急がば回れ」です。 公立高校の入試問題は様々なレベルの高校が同じテストで合否を決めるため、応用問題だけでなく基本・標準問題も数多く出題されています。このことからも基本・標準問題をまずマスターすることが大切だと言えます。応用問題の2点も計算問題の2点も同じ2点です。応用問題を一生懸命考えて解けたとしても、基本問題で計算ミスをしてしまえば本末転倒です。 自分が受ける高校のレベル、その高校を受けるライバルのレベルを理解して、どのように勉強するのかを考え、戦略的に勉強をしていきましょう。志望校を合格するためには、応用問題を解く必要はない場合も多々あります。志望校に合わせて、まずは自分の解ける問題、簡単な問題でミスをしない力をしっかりつけておきましょう。自分が何から勉強したらいいのかわからない場合はどんどんhakken.の先生に相談してくださいね。
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教室便り1210号 家庭学習のポイント

 「うちの子、家でまったく勉強しないんです」よく保護者さまからお聞きする台詞です。みなさんは、お家でどれくらい勉強をしていますか? お家での勉強はとても重要です。学校のテストで良い点を取ってくる子のほとんどが、お家でもしっかり勉強しています。自分で勉強できる力を持っています。これが「自学自習力」です。hakken.は、この「自学自習力」も大事にしています。 hakken.の教室では、一生懸命集中して勉強をしてくださるお子さまがたくさんいます。その集中力の源は、教室の環境や、講師の声かけだったりします。ですので、家庭や学校ではこれらのことがないため、集中できない、勉強できない、というお子さまが多いのです。家庭でまったく勉強をしない、できない子は、平均点を取ることさえ難しくなります。 では、hakken.と同じ学習環境を家庭で作るためにはどうすればいいか。それはまず、お子さまをひとりの大人として認め、信頼関係を作ることです。次に親子それぞれが課題を決め、共に課題をクリアしていこうとする環境を作ることです。お子さまの課題は、少しの努力でできるものが良いです。お母さまの課題はお子さまよりは少しハードルの高いものの方が、よりお子さまのやる気がでます。例えば、毎日10分の学習をするのはいかがでしょうか。親子で10分だけ机に座り学習するのです。お子さまは10分きっかりで学習をやめる。お母さまは、10分+α学習する。これが1か月続いたら、お子さまと相談しほんの少し、例えば10分を15分に延長するのはどうでしょうか。お母さまの+αの学習がお子さまの行動を促進し、お子さまはきっと15分の学習延長を承諾されることでしょう。 勉強はダイエットと同じです。たまに運動をしても、たまに食事を減らしても効果はほとんどありません。定期的な運動や、日々の食生活の改善が成功をもたらすように、勉強も定期的な学習と日々の生活の改善が成功をもたらします。10分でも毎日腹筋をすれば、1年後には大きな効果がでるように、勉強も10分の勉強を毎日するだけでも、1年後には3,650分=約60時間の学習になり、塾での学習時間の約45回分になります。 まさに勉強は「継続は力なり」です。反対に継続しないと、ほとんど効果がありません。下記に家庭学習を促進させるためのポイントをまとめました。できるところから改善して、少しでも学習習慣をつけていきましょう。 ~家庭学習におけるポイント~ ①生活リズムを整え、決まった場所と時間で,  学習に集中できる環境を作る。 ②お子さまのがんばりを認め、励まし、親子の対話を多くする。 ③10分の学習を欲張ってもう少しだけと延長しない。 ④学習中は小言は言わない。お話をするなら、ほめ言葉をかける
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教室便り1209号 秋の学習の落とし穴

1学期(前期)の学校進度は、どうだったでしょうか。進度がゆっくりで、例年より定期テストの範囲が、狭かったように見受けられます。そして、テスト後から一気に進度が、速くなってきているように感じられます。 今年は教科書が大きく変わり、学習内容もかなりボリュームアップしています。各学校も新過程の対応に追われ、進度調整に苦戦しているように感じられます。秋の進度は速くなりがちですが、今後の学習内容を考えると、今年は進度がさらに速くなる恐れがあります。そうなると、テスト範囲がとても広くなります。しかも、どの教科も学習内容は、ずっと難しくなります。すなわち、テストで点が取りにくくなります。  その結果、例年テストの平均点が下がります。しかも、点数の分布をみると、高得点を取る子とそうでない子の2極化が進んでいます。特に1年生は例年その傾向が強いです。平均点が下がるということは、 「学校のお勉強についていけなくなる生徒が多くなる」 「できる子とそうでない子の差が大きくなる」ということでもあります。 この「学校の進度が速くなる」、「学習内容は難しくなる」ことに対応するためには、 ①能力を上げる。 ②学習時間を増やす。の2つの方法があります。つまり、これまでと同じようにしていたのでは、確実に成績は下がるということです。秋以降は特に危機感を持って勉強に取り組む必要があります。 この秋以降の学習負担を軽くするため、hakken.では普段の学習の中に、能力を上げる仕組みを取り入れています。予習を先行させることで、 「学校の授業が分かる」 「学校の授業が復習になる」ようにしています。そうすることで余裕も生まれ、学校の授業もよく分かり、効果的に学習ができていきます。 また効果的に学習するために、お家では学校と塾の授業で習った範囲を、当日に学校のワーク等で復習することが必要です。習ったばかりなのでワークも学習しやすく、おすすめです。さらに早めにワークができているので、テスト前にあわててやることもなくなります。勉強は先手を打ってしていくことができれば、どんどん学習の好循環が生まれてきます。そうなれば能力と成績はどんどん伸びてきます。 「夏、しっかりやったから大丈夫!」と言えるお子さまは、自信を持ってこの秋に挑んでいきましょう。そうでないお子さまも、今からやればまだまだ間に合います。今からできることをやっていきましょう。 もし不安がおありでしたら、hakken.の先生にご相談ください。家庭学習の仕方も、勉強のコツも、上手な暗記の仕方もお答えします。またテスト前にはテスト対策講習もご用意しています。hakken.を上手く使って、自分が勉強に前向きになれるように工夫していきましょう。
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教室便り1208号 夏休みの学習対策

もう夏休みですね。約40日間休みがあります。あなたはどんなふうに過ごしますか。学校がお休みになるので、やりたいこともたくさんあると思います。いっぱい遊び、いっぱい運動をして、いっぱいお勉強もできますね。 しかし、学習のことを考えると、夏休みは学力が低下する要因がたくさんあります。一つ目の要因は、学習時間の減少です。夏休み前までに上がった教科の成績は、毎日通学して、規則正しい生活の中で、学校と家庭学習と塾での学習時間の結果です。しかし、夏休みは学習時間の過半数以上を占める学校での学習時間が‘0’になります。そのため、夏休みなどの長期休み明けの学力は休み前よりも低下していることがよくあります。学力は筋力と同じで、使わないとどんどん低下していきます。春の学習した内容ができたからといって、秋学習する内容が勉強しないでできるということはありえません。 二つ目の要因は、生活リズムを崩しやすいことです。夏休みに生活リズムが崩れてしまうと、学校が始まっても元の生活リズムになかなか戻りません。生活リズムが崩れると、脳の機能が低下してしまいます。そのため、秋以降の勉強の内容が頭に入らず、これまで学習した内容も思い出すのにも時間がかかるなど、結果的に学力が低下していきます。これらは夏休みだけでなく、1週間程度の休みでも、同様のことは起こります。この前のゴールデンウィークを振り返ってみて下さい。休みの後、「テストがよくなかった」、「勉強がはかどらなかった」などはありませんでしたか。もしそうならこの夏休みも要注意です。 そこでhakken.からの提案は、毎日1時間の勉強から始めてみることです。(できない人は、10分でもやってみよう。無理しないことが、長続きする秘訣です)最初は1時間だけ集中して勉強してみてください。1時間集中して勉強したら、しっかり休憩してください。3時間ダラダラ勉強するよりも、1時間集中して勉強した方が、脳の機能低下を防げます。反対に長時間ダラダラ勉強することは、脳にダラダラ考えるクセや、非効率な勉強のクセをつけてしまい逆効果でしかありません。そして、1時間集中して勉強ができるようになったら、さらにもう1時間集中して勉強してみてください。これは連続してやらなくてもOKです。朝に1時間集中して勉強し、夜に1時間集中して勉強する。これで1日に2時間も集中して勉強ができます。もちろん、もっとできるお子さまは時間を増やしたり、回数を増やしたりしてください。(続かなくて3日坊主になっても、OKです。また始めればいいだけです。休んでは始める、始めては休むを繰り返してください。だんだんと続くようになります)  みなさんはいつも、hakken.に来たとき、おもいっきり勉強してくれていますね。小学生は50分間、中学生は80分間しっかり集中して勉強しているその姿に先生は本当に感心しています。それを家でもぜひ実践してください。塾でできていれば、家でもできるはずです。家で集中できないなら、集中できるように工夫をしてください。自分が集中しやすい環境を作ってみる。お子さまがそれをできないときは、周囲の大人達がお子さまが集中しやすい環境を作る手助けをする。図書館へ行くことも1つの方法です。hakken.では、お子さまたちが夏休み期間中も勉強をサポートするために、hakken.の夏期講習をご用意しています。ぜひご活用ください。
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教室便り1207号 夏休みの過ごし方

小学生も中学生も、もうすぐ楽しい楽しい夏休みですね。ですが、学校の授業がないため、学習面では危険な夏休みでもあります。毎日学校に通っているおかげで、あなたの脳は1日5~6時間は意識しなくても働いています。しかし、夏休みではその時間がなくなるため、意識的に使わないと働きが弱くなっていきます。そのため、夏休みなどの長期休みほど、脳を使う時間を意識して作る必要があります。「朝の決めた時間に勉強する」、「夕食の前に勉強する」、「お風呂に入った後は勉強する」などの学習時間を作ることは、とても大切です。ルールを作って、自分をコントロールすることも脳によい刺激があります。とはいえ、学校の授業がないことで学習面でいいこともあります。それは秋に学校で学習する範囲を予習できることと、今までしっかりと理解できていなかった範囲を復習できることです。特にこの夏は長期間のため1年間で最大のチャンスです。予習はすればするほど次の定期テストに反映してきますので、伸びるきっかけや、成績をUPさせるためにはまずは予習をすることをお勧めします。ですが、中学3年生は別です。3年生は受験があるため、この夏にしっかりと中1、中2の復習をする必要があります。そうしないと秋以降は復習に時間がかかり、入試対策が十分にできなくなります。「前にやったことあるから」と思っておろそかにしていると、入試問題で点が取れません。実際に暗記が得意でいつも90点以上を取っている地域トップの高校を目指す子でも、以前学習した内容は忘れているものです。テストでいつも平均点くらいの子や、それ以下の点数の子はほとんど忘れています。1年も2年も前のことなので忘れていても仕方がないのかもしれません。だから、入試対策として中1・中2の復習が必要です。 もちろん5教科とも復習が必要なのですが、特に早く手をつけるべき教科は理科・社会です。この2つの教科は単元ごとに内容が全く違うので、今学校でやっている内容ができるからといって、以前にやった内容ができるとは限りません。そのため物理的に復習の時間をかける必要があります。その反面、他の3教科は積み重ねの教科なので、今の内容ができていれば比較的復習の時間も短くて済む場合が多いです。理科・社会の復習のコツは、自分の得意な好きな分野から手をつけることです。この2教科はやればやるほど、覚えれば覚えるほど点数が上がる教科です。たくさん時間を物理的に使って復習してください。 この夏も、hakken.では入試対策をします。自分でやるところは自分でやる。自分でできないところはhakken.の入試対策をうまく活用して、充実した夏休みを過ごしてください。 入試まで「まだ半年」と思うか、「もう半年」と思うかはあなた次第です。後悔のないよう、余裕を持って入試対策に取り組んでくださいね。
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教室便り1206月号 思考力の身につけ方

成績を上げるために一番初めに必要な能力は暗記力です。暗記力がないといくら勉強しても、勉強した内容が身につかないからです。しかし、暗記力だけでは定期テストで90点以上を取ることは難しいです。そこで必要になってくるのが思考力です。思考力とは、情報(暗記していること)を整理して、つなぎ合わせ、答えへの道筋をたてることです。情報(暗記していること)がなければ、思考力は身につきません。 思考力を身につけるには順序があります。 1.能力が上がる正しい学習法をマスターする (hakken.学習法) 2.能力を上げ、学習効率を上げる 3.問題と解答(解法パターン)のストックを増やす= 暗記して定着させる 4.思考力が必要な問題を分析して、解法パターンに当てはめるこのようにすれば思考に必要な情報を効率よく増やすことができ、さらにその情報を活用して、思考力が必要な問題も解くことができるようになります。 hakken.の学習法は今まさに学校で習っている内容(予習)を学習しながら、これらの訓練をしていきます。hakken.では勉強が苦手な子ほど予習をします。それはみんなが今学校で習っている内容を学習しているのに、自分だけ復習しているのでは、学習するたびに苦手意識と戦わなくてはなりません。子どもにとって苦手意識と戦うことは、大人が考える以上に苦痛なことなのです。 そのため復習には高いセルフコントロール力が求められます。楽しく楽にできなければ、いくら良い方法であっても続けられません。一般的な考えでも、お勉強の苦手な子は復習をすることが大切なのですが、勉強が苦手だった子が復習を進めていって、学校の進度に追いつくことができるようになることはほとんどないのが現実です。 なぜなら今学校の進度と同じように学習できている子以上の学習量と理解力が必要だからです。お勉強が苦手な子ほど、復習ばかりではなく、今学校で習っている内容(予習)から始めてうまくいくのです。 そして、毎回テストで90点以上を取るようなできる子に追いつき追い越すには、予習をし、今学校で学習している単元で、今まで以上の点数を取れるようになることが大切です。それができれば勉強にも自信が持て、余裕も生まれ、復習することもできてきます。hakken.は予習で暗記力をつけ、定着力を上げていく方法だから、子どもたちは効率的に知識を身につけていくことができます。 今自分が4つの段階のどこにいるのかを考えてみましょう。そして自分に今必要な能力が何かを考え、その能力を高めていくことを意識していくようにしましょう。
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教室便り1205号 内申点を上げるのは今がチャンス!

中学3年生のみなさんは、最高学年になり、もう受験をしっかり意識せざるを得ない時期ですね。志望校は固まっていますか?受験対策は何か始めていますか? 受験において必要な力はもちろん「学力」ですが、もう一つとても大切なものがあります。それは「内申点」です。公立高校の受験はもちろん、私立高校の受験においても、この内申点はとても重要になってきます。内申点が低いと、テストの点数だけ高くても、志望校に合格できなくなってしまいます。 中学3年生の内申点は、1学期(前期)が勝負です。なぜなら夏休みが終わると、ほとんどの3年生の部活が終わり、勉強を頑張り始めます。そうなれば、頑張って当たり前になります。また学習内容も日々難しくなり、成績は容易に上がらなくなります。そのために内申点は、夏休みが終わってからでは上げられないと考え、1学期(前期)に上げようと考えることが得策です。毎年3年生は、秋以降になるとあわてて、内申点を意識しだします。 ですが、内申点が秋以降に大きく上がることはほとんどありません。3年生のこの時期が内申点を上げる最大のチャンスです。しっかり勉強をして1学期(前期)に内申点を上げていきましょう。 まず内申点を上げるためには、テストの点をしっかり上げる必要があります。hakken.で学習した科目はもちろん、習っていない教科もテスト対策学習を活用しましょう。そして昨年より少しでも学習時間を多くし、テスト勉強をいつもより一週間は早く始めていきましょう。主要5教科はもちろん、副教科も主教科のようにテスト勉強をしていきましょう。数学の5も体育の5も同じくらい価値があります。 2年生の時は、定期テストの点だけを上げていけばよかったですが、中3になると実力テストの点も重要になります。実力テストの点が、内申点に影響するか否かは、学校によって違います。ですが、受験の時にあわてないためにも1~2年生の復習をする習慣を身につけていってください。 また内申点はテストの点以外のことも評価されます。授業をまじめに聞く、提出物は必ず出すなど、当たり前のことはしっかりし、欠席や遅刻、服装などの身だしなみにも気を配りましょう。今学期は自分の力を120%出して、悔いのないように勉強していってください。 内申点の上げ方、家での勉強の仕方など、分からないことがあればいつもhakken.の先生にご相談くださいね。
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教室便り1204号 小学校の100点は中学校の平均点と同じ!?

お兄さんお姉さんがいるご家庭なら、もうご存じかと思いますが、中学校の勉強は小学校の勉強よりもぐっと難しくなります。小学校での学習は、家で特に学習しなくても、たくさんのお子さまがテストで90点や100点を取ってきます。すなわち、学校の授業だけで理解ができ、テストで点が取れているのです。しかし、中学校ではそうはいきません。中学校では、学校の授業だけで理解ができるお子さまはそう多くなく、さらに、もし授業で理解ができたとしても、家で勉強をしないお子さまは、テストで良い点が取れません。  小学校で、授業を聞くだけで理解ができ、家でも勉強をせずにテストで良い点が取れるという天才くんや天才さんが、中学校では平均点しか取れなくなってしまうというのも多々あります。そういうお子さまは、今まで100点ばかり取ってきたのに、中学校で点が取れないので、自信を無くしてしまい、勉強にやる気がでないという危険な状況にも陥りやすいです。特に、「家で勉強する」という習慣が身についていないお子さまは赤信号です。特に教科書が変わる今年は要注意です。教科書はこれまでより約3割ぶ厚くなり、覚えることが増えます。これに対抗するには、先取り学習とご家庭での学習は必要不可欠となってきます。  hakken.では、先取り学習をすることを大切にしています。塾で先取り学習をし、学校の授業で復習できれば学習効果はより深まります。さらに学校の授業がわかれば、自信UPにもつながり、先取り学習は学習の好循環をもたらします。もし学校の進度より遅れ気味の方は特別学習でしっかり学習時間を確保し、余裕がもてるようにしましょう。  また、家庭での学習では、学校のワークを繰り返し学習をしましょう。学校のワークやhakken.のワークがない場合は、市販のテキストでもOKです。理想は学校で習った範囲をその日のうちに学習することです。月曜は数学、水曜は理科など、曜日ごとに学習することも効果的です。そして、テスト2週間前からテスト直前までに、もう一度同じワークを繰り返し学習して下さい。  学習習慣がついているかどうかによる差は、1年生の初めではわかりにくいですが、学年が上がるごとにその差ははっきりしてきます。普段は勉強せず、テスト前に詰め込む。1年生、2年生の前半までは何とか点が取れても、短期間で覚えた知識は短期間で忘れやすいため、実力テストや、高校受験では決定的な差になってしまいます。新しい学年や新学期は何かを始めるチャンスです。この機会を生かしてぜひ学習習慣をつけることをお勧めします。
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教室便り1303号 内申点を上げる方法

高校へ行くには、内申点がとても重要になってきます。内申点がある一定以上ないと、当日いくら良い点数を取ったとしても合格しない場合があります。また前期選抜、特色科選抜、独自審査、学校推薦などの入試では、内申点だけで決まることもあります。高校入試では「ダメもと」や、「一か八か」で受験しても合格しません。合格できる内申点を取って、スタートラインに立ったと言えるでしょう。 内申点は①定期テストの点 ②授業態度 ③提出物でほぼ決まります。5段階評価で「5」や「4」を取りたければ、これら3つすべてがしっかりできていななければなりません。定期テストは90点以上を狙い、授業中も積極的に発言をし、当たり前ですが提出物は期限までに出す。これなら「3」がつくことはないでしょう。一方でテストの点は90点以上でも、「3」になってしまうお子さまもいます。過去に同じ学校の生徒でテストの点数はほぼ同じにも関わらず、内申点の合計が9も違うケースが実際にありました。授業中に友達とおしゃべりをしたり、先生に反抗したりして成績を下げてしまっているケースも多いです。また提出物を出さず、「2」や「1」がついてしまっているお子さまもいます。とてももったいないですね。体育や美術、音楽などの副教科はテストが少ない分、授業態度や提出物がより重要になります。先生に「ちゃんとやってる!」ということをアピールするだけで、成績は変わります。 そして、内申点を上げるには、内申点を意識し始める時期も大切です。ある中学3年生のお子さまに2学期(秋学期)の通知表を見せてもらった時のことです。「2学期(秋学期)、一生懸命、挙手もして、授業態度も頑張ったのに、内申点が全然上がらなかった」このお子さまは2学期(秋学期)も中間テスト以降から内申点を意識していました。心がけは良いと思うのですが、余りにも遅すぎます。実際hakken.は、3年生になる直前の春休みの面談で、内申点の重要性をお話します。ですが、多くのお子さまは進路に対する意識は弱く、3年生の秋の進路説明があって初めて、内申点を意識し始めるお子さまがほとんどです。それではいくら意識して行動しても、劇的に変化しない限り、内申点はほとんど上がりません。意識し始めるのは遅くても3年生の春からです。 hakken.では、それぞれのお子さまの志望校、成績、定期テストの点数、今の実力を把握し、志望校合格のために何が必要かを分析し考えています。hakken.の先生と一緒に、成績を上げる作戦を立てましょう。ご相談も随時お待ちしています。
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教室便り1203号 高校受験に直結してくる内申点

内申点は、中学校では9教科を5段階で評価されることが多く、高校受験では9教科の内申点を合計し、9~45で評価されます。この内申点は入試ではとても大切なもので、県立高校の入試だけでなく、私立高校の入試にも大切です。たとえ本番の入試試験で良い点を取ったとしても、内申点が低ければ、不合格になる場合が、往々にしてあります。内申点は日々の生活態度や定期テストの結果などが評価されます。普段からがんばらないと、なかなか上がりません。学校で行われる定期テストの点数はもちろん、普段の学校での授業態度、提出物など学校生活に関するものはすべてがんばらないといけません。では、いつから内申点を意識していく必要があるのでしょうか。遅くても2年生の今の時期から意識していく必要があります。一般的には1年生からの成績を加味して内申点を決めますが、やはり3年生の成績が、内申点を決める大きな要因です。そのため、2年生のこの時期から意識しはじめ、3年生のはじめの成績表の点数を上げることが大切です。内申点は、受験に近くなってから対策をしていたのでは上がりません。例年、3年生のはじめの成績表の点がそのまま内申点になることが多く、2学期(後期)以降にはほとんど上がりません。そのため、2年生の今の時期からは今まで以上に内申点を意識して、学校での過ごし方や、学習についても本格的に取り組んでいく必要があります。 具体的には、内申点を上げるポイントは4つあります。  1.定期テストや小テスト対策を万全に  2.課題などの提出物は、ていねいな字で、期日までに必ず提出  3.授業をよく聞き、ノートをしっかり取る     先生の目を見て授業を聞きます。     目を見て授業を聞くのが大変な場合は、     先生の目と目の間か、目の下を見て授業を聞きましょう。  4.授業中は、積極的に発言する  この4つすべてに力を入れていくことで内申点は上がっていきます。もちろん1が一番大切ですが、2~4もおろそかにしてはいけません。同じ学校のお子さまでも、テストの点は同じくらいなのに、内申点は10近く違う方もいらっしゃったことがあります。そうなると同じだけテストで点を取っていても、受かる高校には大きな違いが出てきます。反対に、定期テストでは60点前後しか取れていなくても、成績表では4を取る方もいらっしゃいます。この4つのことを頭に入れて明日から、まずは学校で2~4のことができるようにしてみましょう。  ~代表増田好子の教育コラム~vol.5  家庭の中での緊張感 『家庭=くつろぐところ』と考えてみえる方がたくさんおみえになると思います。とてもよいことなのですが…子育ての目的によっては、『家庭=くつろぐところ』が、かえって子育ての目的を邪魔する場合も往々にしてあります。子育てには、環境が大事という話はよく耳にされると思います。だから、友達選びも大事ですし、幼稚園選びから始まる学校選びも環境を整えるための一環です。それなら、1番長時間いる家庭環境が大事なことはいうまでもありません。『家庭=くつろぐところ』だけで、家庭環境を整えてしまうと、だれもが楽なほうへ流れてしまいがちなのが人間です。子どもも当然『家庭=くつろぐところ』を実践してしまい、子どもが考えるくつろぎ方をしてしまいます。その結果、自分を律することからほど遠い、『家庭=だらけるところ』になってしまいます。では、家庭環境をどのように整えればよいのでしょうか。それは、やさしい子に育ってほしいなら、『家庭=やさしさを実践するところ』、がんばる子に育ってほしいなら、『家庭=がんばりを実践するところ』 など、目的に応じて、家庭環境を意図的に作る必要があります。つまり、『家庭=やさしさを実践するところ』なら、大人がやさしさを実践するところを見せなくてはいけませんし、『家庭=がんばりを実践するところ』なら大人ががんばりを実践していなければいけません。『カエル子のはカエル』という言葉は、まさしく言葉どおりなのです。目的が子どもを育てるように、子育てにも、目的が必要です。お子さまが、30歳になられた時、どんな子に育ってほしいかを考え、家庭環境を整えてみてください。
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教室便り1202号 中・小学校の学習の違い

2012年も、もう1カ月が経とうとしています。今回は小学6年生に向けてのメッセージです。あと、2カ月もすれば小学校卒業ですね。そして4月には中学校に入学します。気持ちいい春の風を浴びながら、新しい制服に袖を通し、期待と不安で胸いっぱいのあなたたちを想像します。 ご存じだとは思いますが、中学校のお勉強は、小学校のお勉強よりもとても難しくなります。そして、中間や期末などの定期テストがあります。小学校のテストのように、90点や100点を取るのは大変難しいテストです。小学校の内は、算数が得意だったのに中学校へ入学してからは数学が苦手になってしまった・・・よく聞く話です。小学校のテストで80点以上を取っていても、中学校の点数でいえば、50点くらいの点数に換算されます。それは「①小学校よりも中学校の授業スピードが速いこと」、「②学習内容が急に難しくなること」、「③小学生で習う学習のつまずきの蓄積があること」などの要因が絡んでいます。  さらに小学校のときには、「家でテストのために勉強する」というお子さまは多くありません。勉強をしなくても、テストで良い点が取れるお子さまがほとんどですから。しかし、中学校ではそうはいきません。授業を聞いただけでは、テストで良い点は取れません。やはり、家での勉強が必要になってきます。 しかし、お子様のほとんどが家で勉強できません。 その大きな原因は、「家で勉強するという習慣がついていない」ことです。家は、ごはんを食べ、テレビを見て、ベッドで寝るための場所、くつろぐための場所だと強く認識していることでしょう。「家で勉強をする気が起きない」というお子さまも多いです。 家で勉強ができないとどうなるか?中学校において、家庭学習が苦手なお子さまはかなり不利です。能力がずば抜けて高いお子さまだと、なんとかついていけるでしょうが、ほとんどのお子さまは平均点を下回ってしまうでしょう。  また、部活も大きな原因です。中学校の部活は熱心なところが多く、毎日ヘトヘトになるまで練習をしたりしています。それを理由に、家で勉強をしないお子さまも本当に多いです。 このように、家での勉強が大事な中学校の勉強ですが、実際問題、できていないお子さまがとても多いのです。   hakken.からの提案です。中学生になるまでまだ時間はあります。今の内から、中学生になるための準備をしておきましょう。特に、英語と数学はたくさん準備をしておきましょう。また、家で勉強できる環境を整えて、自学自習力をつけておきましょう。  ~代表増田好子の教育コラム~vol.4  困った子は、本当にダメな子!? 『口答えばかりします』『何度も言っても、言うことを聞きません』『嘘をつきます』などなど…『お子さまが30歳になったとき、どんな大人になっていればよいですか?』と、お尋ねすると『そこまで考えたことがないです。』と、回答される方がほとんどです。大人が考える困った子は、大人を困らせる子どもだと思いがちです。しかし、大人を困らせる子どもは、ダメな子どもなのでしょうか?我が子が30歳になった時、理由もなく、口答えする30歳はいるでしょうか?我が子が30歳になった時、何度となく親が子に言い聞かせることがあるでしょうか?我が子が30歳になった時、親に嘘ばかりついて困る光景が思い浮かぶでしょうか?そう考えると、今困っていることが、子育てで1番重要なことのようには思えないのです。口答えすることは、自分の意見をしっかりと持つ訓練をしているのではないでしょうか。言い方がよくないのなら、子どもに『口答えするな』と要求するのではなく、『言い方を工夫しなさい』がアドバイスとして的確です。言うことを聞かないのも、同じです。ただ、アドバイスが違うだけです。『言うことを聞け』ではなく、『意見交換をしっかりしよう』です。嘘をつくことは、防衛本能だったり、自分のしたことを反省するあまり、嘘をつくこともあります。認めてほしいから嘘をつくのではないでしょうか。嘘をつかないようにするなら、まず子どもの心を覗いてみる必要があります。子どもを観察したり、話し合ったりすることで子どもの深層心理がみえてくるはずです。子どもを責めることで、余計大人が困る状況をつくっていることが多いように思います。私も子育て真っ最中のとき、いつも自問自答していました。「この子が30歳になった時に、必要なことは?」と。案外、子どもをしかるほとんどの理由が、30歳のお子さまには必要のないことのように思えます。
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教室便り1201号 人は誰でも伸びる!

「人は、だれでも伸びる!!  」「今、点数が悪くても、それは成長の過程であって結果ではない」こんな思いからhakken.を立ち上げました。 最初はわが子から始めました。しかし、そんなわが子は ・学習方法がわからない ・学習していく上で必要な能力がない ・親が思うほどのやる気が感じられないどうすれば良いのか、悩みました。今から17年前、そこから生まれたのが、hakken.の学習方法・能力UP です。 「人は、だれでも伸びる!!  今、点数が悪くても、それは成長の過程であって結果ではない」小学生のみなさん。ぜひ小学校のうちに、hakken.が提案する4つの能力、作業力・暗記力・定着力・セルフコントロール力をつけ、それから計算力・読解力・漢字力・英単語力・英文力もつけてください。特に英語はhakken.で早期学習をしていけば、英語学習に必要な能力がつき、中学生になってもず~と英語が得意のまんま進むことができます。今現在の能力によって必要な英語学習時間は変わりますので、担当指導者に聞いてくだされば、アドバイスさせていただきます。 そして中学生のみなさん。4つの能力を上げ、hakken.が提案する予習を主体とする学習に切り替え、テスト前には予習で身に付けた学習内容を、何度復習し習熟の完成度を上げてください。そうすれば、志望校に近づくばかりでなく 、将来社会に出た時、自分自身の育て方がわかるはずです。定期テストや受験は、自分を試す良いチャンスです。・自分に負けない自分・計画を立て、それに向かっていく自分・向上する自分をプロデュースする自分などなど人生を豊かにする方法をhakken.の学習を通して学んでいただければ、幸いです。   ~代表増田好子の教育コラム~vol.3 「わが子には夢や目標がないんです」お母さまからよくお伺いするお言葉です。そうですね。困りました。夢や目標をしっかりと持っているお子さまは、やる気も成績の伸び率もやはり違いますものね。お子さまが夢や目標を持つためには、いくつかの必要条件があります。1つ目は、お子さまがご自分に自信を持っていること、2つ目は、夢や目標に大義名分がること、つまり『だれのために何をやるか』が明確であること です。条件を上げればもっとたくさんありますが、子育てに必要なこの2つの条件についてお話させてください。1つ目のお子さまが自信を持つことは、お母さま方にいつも、いつもお願いしていること。自信を持てるプラスの言葉かけをシャワーのように浴びせていただくことで可能になります。2つ目の大義名分ですが、実は『だれのために』というのがとても大切です。人間って案外自分だけのためには、なかなかがんばれないもののようです。自分のためだけなら、「まぁいいや」ってなってしまったりして、くじけやすい。だって自分があきらめさえすればいいのですから、こんな楽なことはありませんものね。お母さまも子どものためだから、がんばれるってことありませんか?そうなんです。だれかのためならがんばれるんです。だれのために何かをできることが自信になったり、自分の存在意義をみいだせたりします。昨今、『自分のために、自分がやりたいことをする』ことが、良いことのように、親はみな『あなたのためでしょ』を連発してきたように思います。しかし、結果子どもたちはがんばれていないように思います。「自分のために何をやりたいか、考えてみたら?」を「あなたは、手先が器用だし、機械いじりが好きだから飛行機なんかの整備士もいいんじゃない?あなたの整備した飛行機で、みんなが安全に旅できたらすてきよね。お母さんも乗ってみたいわ。それに飛行機嫌いな人も飛行機好きになれるような飛行機が作れたら、あなたのおかげでみんな幸せになるね。」とお話ししてみてください。夢や目標を持つ2つの条件を続けていただければ、お子さまは3カ月で変わり始めます。お子さまの誕生で、家族みんながわいたあの日、希望や夢に充ち溢れた日々を思い出して2012年の子育て目標を立てていただければ幸いです。
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