コラム(13ページ目)
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会長増田好子のコラムVOL.21 子離れ
子離れは子どもの成長においてとても大切です。ですが、子離れとはどうすることなのでしょうか? なかなか難しい問題ですが、一つの見方として、子離れをすること=子どもの状況、心情において親が知らない領域が増えるということです。 親は、子どもが話したがらないことは聞かず、観察する。相談されたことには答えるが、あまり言い過ぎない。子どもの判断を信じ、見守る。子どもに起きた出来事に一喜一憂せず、子どもの心情を考え、子どもの意見を尊重し、子どもが助けてほしい部分だけ助ける。子どもが子ども自身の成長につながる行動をしているかが大切で、そこができていればOKと考え、子どもに任せることを多くしていってください。そうすれば自然と子離れをしていけるはずです。 子離れは、なぜ大切か?それは、自分で考え自分で行動することを早い段階で覚えた子ほど自主性がつくからです。子どもが自立するまでに親が子どもに伝えなければいけないことは、ただ一つ自分自身を成長させるメソッドです。昔から言われる「魚は与えず、釣り方を教えよ」です。 ただ、勘違いしてはいけないことがあります。それは子どもそれぞれの興味対象があり、親が興味をもってほしいことと異なることが多いということです。 ほとんどの親御さんが小学生や、中学生の子どもに「勉強」を頑張ってほしいと思っています。だから、「勉強」で頑張っていないと、うちの子は自分自身を成長させていないと思われる方が多いです。他のことで前向きになっている姿があれば、それは「自分自身を成長させている」ことになります。それを認めてあげると、「勉強」でも向上心を持っていきます。まずは、子どもを観察してみてください。案外、おうちの方が思っている以上に子どもは、向上心をもっています。
hakken.教室コラムVOL.65 英語が苦手なお子さまの共通点
英語が苦手なお子さまには共通点があります。 1つ目は暗記が苦手だと思っていることです。学校のテストでは、実際に英語の文章を書く必要があります。そのため、いくら文法が分かっていても英単語が書けないと点数が取れません。そして、英単語などが覚えられていない理由を、暗記が苦手だと思っているお子さまが非常に多いです。これは他の教科にも言えます。暗記が苦手だと思っているお子さまのほとんどは、練習量が少ないことが原因です。一回二回練習して覚えられないことを、苦手だと思っている場合が多いです。日本語ならまだ母国語なのでなじみやすいですが、英語は日常で触れる機会も少ない中、すぐに覚えられなくて当然です。暗記が苦手だと思っているお子さまでも、好きなことだとすぐに覚えられるはずです。暗記の仕方にはコツがあります。なかなか覚えられない大きな原因は、やり方やコツを知らないことよりも、暗記が苦手と思っていることと、練習量が圧倒的に足りていないことです。 ふたつ目は、日本語の文法や表現が理解できてないことです。英文法が理解できない大きな原因のひとつは、日本語の文法や表現が理解できていないことです。たとえば現在進行形を日本語で表わすと「~している」ですが、英語の現在進行形が理解できていないお子さまの多くは、日本語の「~している」と「~する」の違いが分かっていません。その場合に英語の進行形の説明をしてもほとんど効果はありません。まずは日本語での進行形の意味を理解することで、英語の進行形の意味が理解できてきます。 もし自分は英語が苦手だと思っている場合は、まずはその原因は何かを考えていましょう。原因が分かれば、解決策も見つけやすくなります。
hakken.教室コラムVOL.64 効率のよい勉強方法~2:8の法則(パレートの法則)~
効率よく勉強するには、テストや入試の問題がどのように構成されているかを知った上で学習することがもっとも効果的な方法のひとつです。 テストや入試に出ない問題ばかりを勉強してもテストでは点が取れません。テストや入試に出題される問題の特徴を知ることができれば、勉強はしやすくなります。 2:8の法則(パレートの法則)というものがあります。これは重要な2割の原因が結果の8割を生み出していることを表す法則です。勉強に当てはめてみると、教科書や問題集の内容で重要な2割の内容が、テストの8割の内容をしめているということです。重要なのは原因と結果には偏りがあるということです。つまり教科書や問題集のすべての内容が、等しくテストに出題されているわけではないのです。 実際に教科書・問題集とテストを比べると、基本~標準問題はほとんどの内容がテストで出題されます。ですが、応用問題になればなるほど、テストで出題される割合は少なくなります。一部の難関校を除きますが、毎回のテストや入試の問題を分析すると7~8割の問題が基本~標準問題で構成されていることが多いです。 その理由は、ふたつあります。ひとつ目は、さまざまな学力層の生徒が受けるため、難しすぎたり、簡単すぎたりすると、生徒の学力を正確に把握することができないためです。 ふたつ目は、基本~標準問題は問題の出題パターンがあまりないことです。問題を作るときに基本~標準問題は、数学なら数字を変えるぐらいしか問題の変えようがないため、同じような問題が出題されやすくなります。反対に応用問題は、いくらでも問題の出題パターンを変えることができるため、同じ問題が出題される割合は少なくなります。 効率よく勉強する方法の秘訣は勉強する問題レベルの順番です。まず始めに、徹底的に基本~標準問題を練習することです。応用問題については基本~標準問題をマスターしてから取り組む方が、理解も早くなり効率よくマスターできます。 テスト勉強や入試勉強というと、どうしてもできない問題や難しい問題に目がいきます。基本~標準問題をないがしろにし、応用問題ばかりを勉強して、結局点数がとれないお子さまをよく目にします。テストの点数が60点以下のお子様はまずは徹底的に基本~標準問題を練習することをお勧めします。
hakken.教室コラムVOL.63 過去問の効果的な使い方
高校入試は1月~3月に行われます。受験直前になってあわてないためにいつ何をすればよいかを抑えておくことが大切です。それぞれの地域によって異なりますが、例えば三重県の中学3年生のスケジュールは例年このようになっています。時期主なスケジュール12月上旬私立、三重県公立前期選抜 受験校決定1月上旬 定期テスト実施後 三重県公立後期選抜の内申点確定1月中旬~2月上旬私立高校入試2月中旬三重県公立前期選抜2月下旬三重県公立後期選抜 受験校決定3月上旬三重県公立後期選抜 早いところでは、1月の中旬から私立の入試が始まります。 まず3年生までの学習の復習が終わったら、12月ごろから受験校の過去問を解いていきましょう。過去問は時間を計って解いていきましょう。その後、過去問の採点・見直しをした後に、できていない範囲の復習をしてください。復習がある程度終われば、次の過去問を解いてみてください。1週間単位で過去問演習と復習を合わせて学習してみてください。例えば、土日:過去問演習→平日:復習→土日:過去問演習→・・・のようにするとスケジュールも立てやすくなります。 過去問をやるときのコツは、過去問ばかりをするのではなく、過去問をした後に必ず復習をすることです。過去問ばかりやっても、点数が上がっていきません。復習をすることで、過去問で解ける問題が多くなり、点数も上がっていきます。点数が上がらない場合は、復習が不足しています。その場合は復習の期間を長くして、過去問を解かずにもう一度復習をしていきましょう。 また過去問によっては、中学校の内容を超えている問題が出題されます。私立の場合は概ね5~7割が合格点数になっている高校がほとんどですので、すべての問題を解く必要はありません。自分の今の点数と合格点数を照らし合わせて、あと何点必要かを考えましょう。公立の場合も同様に、自分の受験校に必要な点数を考えて、どの問題は解けなければいけないかを考えましょう。
hakken.教室コラムVOL.62 日本の英語教育
塾ですので当たり前といえば当たり前ですが、学校でのテストで点数を取ることには自信を持っています。学校のテストで点を取るためには、何をすればいいのかもわかります。 ただ、中学、高校、大学の10年間しっかり勉強をしても胸を張って英語が話せるようになるとは言えません。 誤解を恐れずに申し上げますが、今の日本の英語教育では何年勉強してもそれだけでは英語は話せるようにならないと思っています。 日本の英語教育の問題点はリスニングとスピーキングです。リスニングについては、世界で実際に使われている生の英語と学校の英語は別物のように思えます。学校教育で使われるリスニング問題は、内容が難しくなっても、発音が鮮明で聞き取りやすいので、語彙力があれば聞きとることができます。しかし、実際の海外の映画やテレビ番組の英語は聞きとりづらく、スピードも速いです。 スピーキングについては、ほとんどの方は学校教育の中ではまったく練習する機会がなく、テストされる機会もなかったと思います。 英語を学校で学習しても、聞き取れなく話せない理由は、その練習をほとんどしていないからです。ほとんどの方は英語の勉強といえば、問題集や参考書を開いて机の上で学習することをされてきたのではないでしょうか。英語を話せる、聞けるようになるためにはやはりそのための練習が必要です。 ただ、日本の英語教育の優れている点もあります。語彙や文法を習得するという意味では、学習内容はかなり洗練されており、体系的に、効率よく学習できるように構成されています。 海外の方から日本人は語彙や文法についてはとても詳しく、よく理解できていると思われているそうです。 長年日本の英語教育に触れていますが、日本の英語教育の優れている点は語彙と文法の知識を体系的に学べることです。語彙力と文法の理解ができることで、リスニング、スピーキングについても大いに役立ちます。 そのため、ある程度英語教育を受けてこられた方は、適切なリスニング、スピーキングの練習をすることで、まったく文法を知らない方よりも早く習得できます。 今後、日本の英語教育は2020年の大学入試制度改革で、今までの内容に加え、リスニング、スピーキングも含めた4技能を強化していくことになっています。これから学校で英語を習っていく世代はリスニング、スピーキングの力もこれまで以上に求められるようになります。変革に備え、hakken.はリスニング、スピーキングにも自信が持てるようにサポートしていきたいと考えています。
教室便り1812号 テストを終えて
~中学生へ~テストの結果がかえってきました。目標点数を達成した人も達成できなかった人も、テストの振り返りはとても大事です。テストで何ができて何ができなったかテスト直しをすることで、自分の理解の深さがわかります。テストまでの取り組みも何が良くて、何が悪かったのか、だから次はどう行動するのか考えることが大切です。 例えばこの時期の数学は、どの学年もテストの問題数が多い傾向があります。単元も複数にまたがります。中2の数学なら、連立方程式、確率、一次関数といったテスト範囲になった中学校もありました。単元が複数にまたがるので解くのに時間がかかります。ですから、平均点も2学期は下がりやすい傾向があります。しっかりと点を取るために、日頃から解くスピードを意識して取り組む必要があります。 今回、テストで時間が足らなかった人は、日頃から解くスピードを意識して正確に解く力をアップさせていきましょう。hakken.の教室では、学習枚数を20枚以上、前回にやったところは必ず赤丸にする、という目標をもって取り組んでいきましょう! ~小学生へ~小学生もテストがかえって来たら、やり直し、振り返りは大事です。小学生でテスト直しをしている人は少ないかもしれませんが、とても大切です。今からでもぜひお家の方とやってください。できなった問題はできるまで解きなおします。納得できるまで解いてください。この習慣を小学生の内から身につけておくことが大切です。
hakken.教室コラムVOL.61 応用問題の解き方3
① 基本~標準問題の解法の仕方を覚える② 応用問題を解き、解法の組み合わせ方を覚える③ 解法を自由に使いこなせるまで練習し、初めて見る問題を解く中で、発想力と、論理力を身につけていく 前回の記事では、①、②について書かせて頂きました。今回の記事では、③についてです。 ③「解法を自由に使いこなせるまで練習し、初めて見る問題を解く中で、発想力と、論理力を身につけていく」には、初めて見る問題を数多く練習することです。このレベルの問題は一問一問を解くのに時間をかけて取り組むことをお勧めします。 ① 基本~標準問題の解法の仕方を覚える② 応用問題を解き、解法の組み合わせ方を覚えるのレベルの問題は時間をかける必要はありません。①②のレベルの問題が分からない場合は、知識が不足している状態です。ですので、知識を覚える必要があります。分からないときはすぐに答えをみて、解き方を覚える方が効率的です。このレベル問題では解きながら考えて解く練習をしていきます。 ここでの考えるとは、頭の中にある解法の組み合わせを試行錯誤するということです。何度考えても答えが出てこない場合は、解答をみて解法の組み合わせ方を確認してください。解説をみたときに、解説自体が分からない、ひとつひとつの解法を覚えていない、分からない場合は、まだまだ解法を覚えきれていない場合がほとんどです。①②のレベルの復習をすることをおすすめします。 解説をみてこういう解法の使い方もあるのかと思った場合は、解法はしっかりと覚えられているので、その使い方を覚えていきましょう。それを繰り返していきながら、解法の組み合わせを試行錯誤する練習をすることで、発想力と論理力が身についていきます。 問題を解くとは、問題文を読み、条件と結論を読み取り、条件から結論までを論理的につなげていく作業のことを指します。中学校で習う図形の証明をイメージすると分かりやすいかもしれません。すべての問題は図形の証明のように、条件と結論があります。それを論理的につなげていくときに必要なのが、基本~標準問題の解法の仕方や公式、定理などの知識です。まずはその知識をしっかりと身につけ、その後、知識を使う練習をしていくことで応用問題は解けるようになっていきます。
hakken.教室コラムVOL.60 応用問題の解き方2
数学の応用問題を解けるようになるためには段階があります。 ① 基本~標準問題の解法の仕方を覚える ② 応用問題を解き、解法の組み合わせ方を覚える ③ 解法を自由に使いこなせるまで練習し、初めて見る問題を解く中で、発想力と、論理力を身につけていく これは①ができていないと②は身につきません。同様に②ができていないと③は身につきません。段階をふんでひとつひとつマスターしていくことが、最短で応用問題ができるようになる方法です。 ①「基本~標準問題の解法の仕方を覚える」については暗記と同じように繰り返し学習が効果的です。「学習→間違えた問題はその場ですぐにやり直し→別の日に再度学習」をできるようになるまで繰り返します。日をおいてもできるかをチェックすることが特に重要です。 ②「応用問題を解き、解法の組み合わせ方を覚える」についても繰り返し学習が効果的です。ただし、応用問題になると繰り返し学習をすることで、できるようになるお子さまとそうでないお子さまがいます。もし繰り返し学習してもできるようにならない場合は、問題を取り組むときに次のことを考えてみてください。 それは、今やっている問題が、これまで学習した基本~標準問題のどの問題と同じ解き方を使っているかです。 応用問題が繰り返し学習だけでできるようになるお子さまは、無意識にこのことを考えています。反対にそうでないお子さまは、その問題をそのまま覚えようとしていることが多く、問題の数字が変わった場合は解くことができますが、問題の聞き方が変わると解けなくなります。これを意識するかどうかで応用問題の正解率は大きく変わってきます。もちろん前提として、基本~標準問題が頭に入っていることが必要です。 応用問題をみて、今やっている問題が、これまで学習した基本~標準問題のどの問題と同じ解き方を使っているかを考えることができない場合は、基本~標準問題がまだしっかりできていない場合がほとんどです。その場合はもう一度基本~標準問題を繰り返し学習することをお勧めします。 ③「解法を自由に使いこなせるまで練習し、初めて見る問題を解く中で、発想力と、論理力を身につけていく」については次回に詳しく書かせて頂きます。
hakken.教室コラムVOL.59 応用問題の解き方1
テストや入試で出題される問題は大きく3つに分類されます。 1つ目は覚えればできる問題、暗記問題です。これは基本~標準問題が含まれます。数学も解法の仕方を覚えれば解けるようになる問題がほとんどです。 2つ目は問題を分析する必要ある問題です。一般に応用問題といわれる問題です。数学などで出題される文章問題などです。これらの問題は基本問題の解法の仕方を組み合わせて、問題が作られています。問題文をよく読み、問題がどのような解法の組み合わせからできているかを分析する必要があります。応用問題には応用力、考える力が必要だと言われるのは、この分析する必要があるからです。ただし、これらの問題パターンがあります。つまり解法の組み合わせにも組み合わせ方があり、複数の問題を解きながら、解法の組み合わせ方を覚えていけば解けるようになります。 3つ目は一般にセンスやひらめきがいると言われる問題です。これは、難関高校の入試問題や難関大学入試の2次試験で出題されることがあります。解法の組み合わせが特殊で、初めて見る問題傾向であることが多いです。この問題を解けるようになるには、自分が知っている解法を自分で試行錯誤して、解法の組み合わせを見つけていく必要があります。そのためには、ひとつひとつの解法を自分の手足のように自由に扱えるようになっておくことが前提で、その上で解法を組み合わせる柔軟な発想と論理的に解法を組み立てる力が必要です。これがひらめきやセンスがいると言われる理由です。 ただし、これらの問題は超難関校でもたくさん出題されるわけではありません。大学で専門的に数学を学び研究するつもりがあるなら、このレベルの問題を解くことも求められると思いますが、そうでないならこの問題は解けるようになる必要がありません。実際東京大学全体のここ10年の2次試験合格者の合格点は60%前後で推移しており、医学部である理科三類でも70%前後で推移しています。 つまり、大学入試を含めた学校で習う数学には、センスがひらめきはほとんど必要ありません。数学も他の教科と同じように暗記することが、点数を取るために必要なことです。テストで見たことがない問題が出た解けない問題がでたというときは、ほとんどの場合練習不足だと思われます。センスがない、ひらめかない、考える力がない、応用力がないというのは、学校数学においては練習でカバーできます。練習すればだれでも数学の応用問題はできるようになります。
hakken.教室コラムVOL.58 オンライン英会話にチャレンジ2
2回目のオンライン英会話は前回に引き続き、レベルチェックテストを受けました。絵や写真をみて、その内容を英語で表現しました。 今回の先生はミンダナオ大学の会計学部を卒業された方で、日本語も話せます。指導歴も長く、普段は会計の知識を活かしてビジネス英語も教えています。 先生は前回と同じ先生にすることもできましたが、まずはいろいろな先生に授業を受けてみようと思い、前回とは違う先生にしてみました。 授業中、私が写真を見て表現した文章を、先生は文法、語彙、発音について指摘してくださるのでとても参考になります。また、表現の仕方もより自然な表現を教えてくれます。 実際に英語を使って会話をすることで、頭の中がフル回転しているのを感じます。また、実際に聞き取れても、頭の中でもう一度確認しないと意味が分からないこともあり、文章で読むことと、会話で聞くことは別だということを改めて感じました。今回の先生も明るく、発音も聞き取りやすく、たくさんほめてくださいました。25分はあっと言う間でした。私たちhakken.もお子さまに「ほめる」を実践していますが、やはり褒めていただくと、やる気が出ます。 前回はパソコンを使用しましたが、今回はタブレットを使用して学習しました。A4より少し小さいタブレットを使用しましたが、特に学習には問題なく使用できました。実際に使用する場合は、スタンドなどにタブレットを固定するとずっと持っていなくてもよく、会話に集中しやすいと思います。 次回は片手サイズのタブレットで学習してみようと思います。
hakken.教室コラムVOL.57 ハロウィン
朝晩は寒く、すっかり秋らしくなってきました。先日教室ではハロウィンを意識して講師たちがちょっとした仮装をし、いつもとは違う雰囲気で授業を行いました。 さて中学生は11月下旬には期末テストを控えています。中3生にとっては、高校受験に直結する大切なテストとなります。中1、2年生にとっても、どの教科も学習内容が難しい単元がいっぱいのテストとなっています。2,3週間前から意識してテストに向けて準備をし始めましょう!!まずは学校のワークや問題集を繰り返しできるまで復習をし、分からないところは、塾や学校の先生に質問しましょう!わからないをそのままにするのではなく、一つ一つクリアしていきましょう!!さあ、みんな、一緒に頑張るぞ~!!
hakken.教室コラムVOL.56 2か月で2教科60点成績UP!中1Aさん
中1のAさんは今夏の夏期講習から来て下さっているお子さまです。現在数学と英語でhakken.に通って下さっています。Aさんは入会前の1学期期末のテストでは数学45点、英語43点でしたが、今回の2学期中間テストでは数学79点、英語60点と2教科合計60点アップしました。よく頑張りましたね。すごいです! Aさんが取り組んだことは、hakken.ではテストでの出題傾向の高い問題を中心に学習し、一人でできるようになるまで繰り返し復習をしました。また自宅での勉強の仕方を伝え、いつまでに何をした方がいいのか、テストまでの計画をお伝えし、家庭学習の仕方を見直しました。 短期間で成績の上がるお子さまの特徴のひとつは、自分の行動を変えられることです。アドバイスをすぐに自分の行動に取り入れられたので、すぐに結果もでました。 もうすぐ2学期期末テストがあります。次のテストにも期待したいですね。
hakken.教室コラムVOL.55 テストで高得点を目指すために
テストで高得点を目指すために必要なことはたくさんありますが、その中でもっとも重要なことのひとつに、準備の仕方があります。テストの点数は当日までにどのような準備をしたかで決まります。テストで高得点を取ってくるお子さまの共通点は、テスト1週間前にはある程度テスト範囲の内容が理解できており、あとは問題をこなしていくことで、解き方を覚えていけば、ほとんどの問題ができる状態になっていきます。 反対にテスト1週間前の時点で、テスト範囲の内容を理解していくところから学習しているお子さまの場合、ほとんどのお子さまが、テスト範囲の内容を理解しきれないまま、テストを迎えてしまいます。 この違いは普段の学校での学習の取り組み方から生まれてきます。つまり普段の学校の授業でしっかり理解しながら進められているかどうかです。 極端にいえば、テストで高得点のお子さまは、テストがあってから、次のテストがあるまでの数カ月を使って勉強しています。テストでいい点を取れないお子さまは、テスト前の1週間のみしか勉強していないということです。 学校の授業時間は1日の中でももっとも長いです。当たり前ですが、この時間を活用できるかどうかで成績は大きく変わります。 そのため、hakken.は塾の授業で学校の予習をすることが大切だと考えています。先に塾で学習することで、学校の授業内容が分かりやすくなり、日々の学校の授業で理解できることが多くなります。そうすれば学校の授業時間を活用していけるので、成績は上がりやすくなります。
会長増田好子のコラムVOL.20 小学生の英語嫌いが増えています
昨年のデータですが、国立教育政策研究所の6年間の「外国語活動」の成果や課題の調査結果において、英語によるコミュニケーション能力の向上など大きな変化が見られる一方、小5の約2割、小6の約3割が 「英語嫌い」 なっていることがわかりました。(産経ニュース) hakken.に体験学習に来てくださる小学生さんの中にも英語が嫌いという話をよく聞くようになりました。 小学校の英語授業は「聞く、話す」ことに力を入れています。そのため「小学校のうちにもっと学習しておきたかったこと」のアンケートで中学生は「書く、読む」力をつけておきたかったと答えています。また「小学校の英語の授業で学んだことの中で役に立ったこと」では「アルファベットを書くこと」「アルファベットを読むこと」と答えています。 小学生のうちに「書く、読む」力つけることが、中学校で英語を好きになる大きな要因です。これらのデータとhakken.の経験から、中学校で英語が好きな子は「英単語・英文を書く、読む」力のある子だと考えています。少しでも早く「英単語・英文を書く、読む」力を効率よく取得できるhakken.の英語学習への参加をおすすめします。
hakken.教室コラムVOL.54 オンライン英会話の選び方
オンライン英会話を始めるときに、いろいろな会社のサービスを比較しました。今後、オンライン英会話をしようと考えていらっしゃる方の参考になればと思い、比較した内容と始めるうえで、大切だと思ったことをお伝えできればと思います。 まずオンライン英会話を始めた目的は、自分と娘が日常会話をすべて英語で話せるようになることそして自分と娘が試してうまくいったことを塾に還元できることの2つです。 そのために、内容として、1.大人から子供までを対象にしている2.娘がやることを想定して取り組みやすいもの3、継続して取り組みやすいもの4.英語初心者用、大人用、英検対策などプログラムがしっかりあるものの4つがそろっている会社を探しました。 「1.大人から子供までを対象にしている」については、子ども専門やビジネス英語専門など専門に特化したサービスもありましたが、自分も娘も生徒も受けることを想定しました。また、子ども専門だと小、中学校がメインのところが多く、内容のレベルとしても中学生ぐらいまでを対象としているように思いました。そのため、英語初心者から英語上級者まで幅広く対応できる会社を選びました。 「2.娘がやることを想定して取り組みやすいもの」については、先生が担任制であることが重要だと思いました。オンライン英会話は基本的に曜日や時間が固定ではなく、自分で毎回予約するシステムになっていることが多いです。そのため、先生が毎回違うことも多くなります。いろいろな先生と会話をすることも重要だと思いますが、初心者にとっては、同じ先生の方が先生の発音にもなれやすいと考えました。そのため、先生がある程度固定できる会社を選びました。 「3、継続して取り組みやすいもの」については、継続して取り組むためには、毎週同じ日時に受けられることが重要だと思います。また授業を受けるまでのハードルを低くすることも重要なので、毎回予約をする必要のある会社だと、毎回講師を選び、日時を決める作業が大変だと思い、日時が固定で、予約もある程度自動でしてくれる会社を選びました。また、続けるには費用もかかるので、たとえ毎日受けたとしてもあまり高額にならない会社を選びました。 「4.英語初心者用、大人用、英検対策などプログラムがしっかりあるもの」については、毎日受け放題や、安価なオンライン英会話では内容はフリートークの場合が多いように思います。それですと学習した内容が積み重ねられていくのかが疑問です。そのため、テキストがあり、プログラムに一貫性のあり、英検などの検定にも対応できる会社を選びました。また、先生の自宅から直接授業を受ける会社と、先生はオフィスに集まり、オフィスから授業を受ける会社があります。自分が講師を育成するときのことを考えても、オフィスに先生が集まる方が、教育はしやすく、意識の統一もしやすいと思われます。そのため、オフィスから授業を受ける会社を選びました。 4つのことを考え今回1つの会社を選びました。まずは、自分が使っていきながら本当にこの4つのことを満たしているのかを検証し、オンライン英会話を続けていきたいと考えています。そして、本当にいいと自分が思えるものであれば、紹介していきたいと考えています。
hakken.教室コラムVOL.53 オンライン英会話にチャレンジ
初めてオンライン英会話にチャレンジしてみました。オンライン英会話ではskypeというアプリを使って、外国人の先生と25分間会話をします。 事前準備としてはパソコンにskypeをダウンロードして、skypeに会員登録をしました。その後、ヘッドセットを購入して、準備は完了です。 skypeも初めて使うので、本番でうまく使えるように、事前に家族と一度skypeで会話をしてみました。操作は直感的に操作できたので、それほど難しくありませんでした。 私はパソコンを使用しましたが、タブレットやスマートフォンでもできます。次回はタブレットでやってみようと考えています。 ヘッドセットについても私は聞こえづらかったら困るなと思い用意しましたが、パソコン、タブレット、スマートフォンについているもので十分だと思いました。 開始1時間前に、先生からskypeのチャットで事前にメッセージが届きました。その後、時間ぴったりに先生からskypeに着信が来ました。着信は電話がかかってきたのと同じ様なものでした。 その後skypeでテレビ電話のように、画面に先生と自分の顔は表示され、会話をしていきました。 始めは簡単な自己紹介をして、今日は何をしたいかを聞かれました。レベルチェックをしてほしいとお願をした後、画面がテキストに切り替わり、そのテキストを見ながら先生と会話をし、読み方や、発音のチェックをしてもらいました。途中lとrの発音の違いを説明してくださるときは、画面が先生の顔に変わり、分かりやすく教えてくれました。 先生は会話をしながら、こちらがうまく理解できないときは、ゆっくり話して下さったり、チャットで文章にして下さったりするので、うまく会話をしていくことができました。 今回の先生はフィリピンの方で、南フィリピン大学の日本語学科を卒業された方でした。発音もとてもきれいで聞き取りやすかったです。日本語も話せるようですので、困ったら日本語でも対応して下さるそうです。 25分はあっという間で、とても短く感じました。始めはかなり緊張しましたが、先生は明るく、たくさんほめてくださるので、楽しく会話をすることができました。これなら続けられそうだと思います。 レッスンを受けている間は先生がすべて画面の切り替えなどの操作してくれます。パソコンをこちら側で操作する必要もなく、画面を見ているだけでよかったのも助かりました。パソコンなどの操作に不安がある方でも、始めの設定さえしておけば安心して取り組めるのではないでしょうか。 今週にもう一度予約をしているので、またご紹介できればと思います。
hakken.教室コラムVOL.52 英語教育について
私にはこの春から幼稚園に通っている娘がいます。英語に困らないようにしたい、英語が話せるようにしたいと考え、2歳の時から英会話スクールに通っています。ちなみにhakken.は小学生から受講できるので、娘はまだhakken.に通っていません。 娘の英語力はというと2年以上通って英語の歌などは口ずさむときはありますが、内容がわかっているかというと疑問です。もちろん日常の中で英語が娘の口から出ることはほとんどありません。 英語とふれあい、興味をもつには英会話スクールはとてもいいと思いますが、このままで本当に英語を話せるようになるのかと疑問に思い、どうしたら英語を話せるようになるのか考えました。 塾で働いているのにお恥ずかしい話ですが、英会話、幼児教育、言語学などの本を読み漁り、WEBで英会話スクールの内容などを比較し、さまざまな方の英語の取り組みのブログなどを読み、英語が得意な方、留学経験のある方、または、英会話スクールを経営されている方など、たくさんの方にもお話を聞いてみました。 正直、読めば読むほど、考えれば考えるほど、聞けば聞くほどどれが一番いいのかわからなくなっていきました。 同時に塾で日々働いている自分がこんな状態なら、多くの方も同じようなに困っているのではないかとも思いました。 たくさんの情報を集める中で、方法はたくさんあり、どれがいいかはやってみないと分かりません。しかも結果は出るのは、数年先です。これではどうしたらいいか分かりません。 ただ、英語学習について調べ、考えていくうちに、共通点をいくつかみつけることができました。 それは、子どもが日常の中で英語を触れる機会を多くすることです。それもただ触れるだけではなく、可能な限り、日常の生活の中に取り入れていくことです。 そこで、家庭でも実際に新しい取り組みを始めてみました。読んだこと、聞いたこと、教えていただいたことなどほとんどのことを試してみました。娘は私に似たのか、気分屋で、人の言うことをあまり聞きません。気に入らないと見向きもしてくれません。失敗だった取り組みもたくさんありました。 反対にうまくいった取り組みもいくつか出てきました。それは、3語程度の簡単な英語での語りかけ簡単な英語の絵本の読み聞かせ英語のテレビ番組を活用することの3つです。 取り組み始めて数か月ですが、日常の中で、娘が英語を話し始めました。英語にも興味を持つようになり、自分から「おなかがすいたって英語でなんて言うの?」など聞いてくるようになりました。 まだ、覚えた文章を話しているだけではありますが、やったことの結果が少し出てうれしく思いました。そしてなにより娘がうれしそうに英語を口ずさむ姿をみて、とてもうれしくなりました。 娘のお気に入りのテレ番組は「おさるのジョージ」です。「ボンゴ、ジョージ、ボンゴ」という回が特に好きで、一時期は毎日見ていました。テレビの声に合わせてセリフを真似したりもするようになりました。 娘と取り組む中で何をするにしても親が一緒になって取り組むことが、一番効果があるということにも気付かされました。 そして、なにより子どもが英語を話せるようになるための、一番の近道は自分が英語を話すこと、話せるようになればいいとも考えるようになりました。 自分が話せるようになる過程を経験すれば、人にそれを伝えることができるようになるはずです。そこで、NHKラジオ英会話オンライン英会話英字新聞の3つを始めることにしました。語彙力が増え、英語で表現できることが増えてきました。 今、親子留学にも興味を持っています。もう少し娘が大きくなったら一度娘と留学してみたいと考えています。今後、自分と娘で、英語について様々な取り組みをしていこうと考えています。 そして、試してうまくいったこと、英語が身に付いた方法は、塾にも取り入れていきたいと考えています。同じように悩まれている方の助けに、少しでもなれればと思います。
hakken.教室コラムVOL.51 NHKラジオ英会話
NHKラジオ英会話を初めて2カ月が経ちました。気のせいかもしれませんが、以前よりも初めて聞く英語の歌やテレビ番組などが鮮明に聞こえるようになった気がします。 ラジオの内容自体も継続的に聞いている番組の8~9割は、テキストなしでも理解できるようになりました。聞こえた、分かった喜びの積み重ねがモチベーションとなり、なんとか続けられていると思います。余裕があるときは欲を出して、1つレベルの高い番組を聞くこともあります。ですが、半分くらいしか理解できないことが多いので、正直やる気がなくなってきます。継続して続けるにはちょっと難しいくらいがちょうどいいですね。 NHKラジオはスマートフォンアプリがあり、先週分の放送を好きな時に、何度でも聞くことができます。個人情報の登録も必要なく、お手軽にしかも無料でできます。 内容も充実しており、さまざまなレベル、ニーズに合わせた番組があります。テキストもありますが、番組によっては、テキストがなくても学習しやすくなっているので、興味がある方はぜひ、まずは聞いてみることをお勧めします。 もちろん高校受験にも、英検などの各種検定にも役に立つ内容です。特に中学生の皆さんには取り組んでほしいと思っています。 来週からはオンライン英会話も始めます。実際に外国人の方とskypeを使って会話をします。やる前からドキドキしていますが、続けられるようにしたいと思います。
hakken.教室コラムVOL.50 本多正治さんにお会いしてきました
本多正治さんは、広島で学習塾9教室と、フィリピン専門留学エージェント・ファーストイングリッシュ(東京・大阪・広島・福岡)、セブで語学学校First English Global Collegeを経営されています。英語の勉強法についての本も出版されており、今でも毎日英語の勉強をされていらっしゃるそうです。(本多正治さんや本についての詳細はこちら:http://firstenglish.jp/wp/ ) 今回本多さんとは英語の学習方法、最新の留学事情から始まり、塾、会社の経営、教室の運営方法、最新の教育プログラムまで、多岐にわたり、貴重な話をお伺いすることができました。 今回のお伺いした内容を、hakken.にも取り入れ、塾に通ってくださっているお子さまに還元していきたいと思っています。まずは、2020年の大学入試制度改革を見据え、英語教育をhakken.は強化していきます。詳細は今後随時お知らせさせていただきます。
教室便り1811号 テストを振り返る
小学生も中学生も学校のテストが返却されたら、テスト内容を振り返ってみてください。 小学生やうまくできない中学生は、親子で振り返りをしてください。 最初に間違えた問題について、どのように間違えたかを確認します。間違え方は大きく3つに分けられます。①ケアレスミスをしていないか。→問題文の読み間違いがないか、途中計算や途中式を確認します ②わからない問題はなかったか。 ③時間は足りていたか。 ここで注意することは、事実だけを見ること(伝えること)です。親子で振り返りをするときは、どうしでも気持ちや感情がこもってしまいがちです。計算ミスで間違えた問題を振り返るときは、「計算ミスしてダメじゃない!」「なんで計算ミスするの!」「計算ミスするなんてもったいない!」ではなく、「この問題はここの計算を間違えているよ」と事実だけを伝えることを心掛けてみてください。自分で振り返るときも感情をこめると、できないことを見ていくので、自然とやる気も下がり、意欲も低下していきます。そのため、淡々と確認をするだけにしておくことが大切です。 次にテストで間違いを減らすためにはどのように取り組むかを決めます。まずは、テストまでの期間の取り組み方に問題がなかったか振り返ります。中学生であればテスト期間までにワークを終わらせ、繰り返し学習に取り組めたかなどなど、「どのようにしたか」という自分の行動を振り返ることで、「こう行動すればよかったのか」という気付きにつながります。「次はどのように取り組むべきか」を具体的に自分で考えることが大切です。 注意することは、「自分で決めること」の機会を与えることです。そうすることで、子どもは「自分で決めたことは自分で達成したい」と考え、「自分でやる」ということを喜びとするようになります。この仕組みをうまく利用すれば、子どもが「自分の頭で考える機会」が増えていきます。「次は○○しようね」と指示をするよりも「次はケアレスミスをしないようにするためにはどうする?」と問いかけ、本人に決めてもらうようにします。 振り返りをするには、技術が必要です。振り返りの仕方を学校でも詳しく教えてもらうことは少ないと思います。やみくもに振り返りをすると、どうしても過去のことに目が行きがちです。「こうしたらよかったのに」「なんでやらなかったのか」「ちゃんと練習したのか」など、そう考えることは意味がないことではありませんが、過去の行動を変えることはできません。振り返りで大切なことは過去のことは事実だけを確認し、未来のこと(これからのこと)に目をむけ、「次はどうする?」を考え、自分で決めてみてください。そうすることで、振り返ったことが次の行動につながりやすくなり、行動が変われば結果も変わってきます。