会長増田好子のコラムVOL.92 話題のTVドラマ「御上先生」第1話で紹介された勉強法 「アクティブ・リコール」
「アクティブ・リコール」とは、自分で「思い出そう」とする勉強法です。特に勉強を復習する際に実践すると、とても効果があります。
教科書やノートを見返したり、問題を解き直したりするのではなく、ただ自分の頭だけで思い出そうとすることです。
ただ、何もないところからすべてを思い出すことは高度な能力を要するため、hakken.では教材を呼び水として使い、「思い出す」訓練を実践しています。
学習した内容をできるようになるまで繰り返し解くことで、「思い出す」能力を高めていきます。
私たちは、何かを記憶するというとき、「覚える」という作業と「思い出す」という作業の2つをこなしています。
「覚える」といっても、漢字や英単語などの暗記教材だけでなく数学の計算や応用問題も「覚える」作業の一つです。
hakken.教材には各問題の左側に何回目という表示があるのをご存じでしょうか。
これは、「この問題は過去に何回学習して今回が何回目の学習」という復習回数を表しています。
すべてのお子さまは同じ問題を、日を置いて2回解きます。1回目は説明を見て解き、2回目以降は説明なしで「思い出して」解きます。
成績の良いお子さまは、2回目学習で終わり、次の学習日には同じ問題をとくことはありませんが、「思い出す」ことが苦手なお子さまはこの復習回数が多くなります。
つまり、この復習回数を減らしていくことこそが、成績UPのためには必要不可欠です。