会長増田好子のコラムVOL.92 お子さまのことを1番に考えて
日常を過ごしていると、余裕がなくなって自分がしなければならないことを中心に行動してしまいます。
かく言う私もそうで、幾度となく反省する場面があります。
そんな時は、もう一度1日あるいは1週間の自分の行動を思い起こし行動の計画を立て直します。
どうしてもしなければいけないことを優先して、後回しにしてもいいことは後回しにして、やらなくてもいいことはやらないと決める。人の手を借りることも大切です。
ここで大切なことは「やらないことを決める」ことです。
今やっていることを7~8割に絞り無理をしないことです。
とてもきれい好きな方だと掃除に時間がかかるだろうし、お料理に時間をかけてみえる方もいらっしゃると思います。
そこは少し自分のこだわりを捨て、手抜きをすることも覚える必要があるかもしれませんし、またなんらかの工夫で時短できることもあるかもしれません。
このように、まず自分に余裕を持つことが大切だと思います。
この自分に余裕を持たせることの過程が、自分を律することにもつながり、「親の背中を見せる子育て」にもつながります。
そして、その余裕でできた時間をお子さまのことを観察したり、お子さまと過ごす時間にしていただいたりする「子どもファーストの時間」にあてていただくことをお勧めいたします。
大人の余裕がお子さまの成長を後押しするはずです。