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会長増田好子のコラムVOL.89 やる気の出るフォローの仕方Ⅱ 「行動目標の決め方・継続の仕方のフォロー」

お子さまが改めて行動目標を立てるのは、新学期やテストの結果が出た時・成績が返ってきた時ではないでしょうか。

お子さまは「がんばらねば」という気持ちから、行動目標を高く設定してしまいがちです。

そして続かない。続かない原因の一つ目は、目標が高すぎるからです。

対策としては「目標が高すぎない?」とフォローして、行動目標を下げることです。

しかし、それなら目標点に到達しないのではと疑問に思う方もおみえになるのではないでしょうか。

目標点ありきで行動目標を立てるのではなく、現在のお子さまの状態から、どのぐらいのことなら続けられるかで行動目標を立てるほうが断然に達成しやすいのです。100を求めて結果は0では元も子もありません。

続かない原因の二つ目は、行動目標の継続が難しいことです。

お子さまは「今日はやりたくない。」と気持ちに負けてしまい「続かない、自分にはやっぱりできない。」と学習の継続を断念してしまいます。

対策としては、そんなお子さまに「1日やって3日休んでも、また1日やったら、それは続けたことになるんだよ」とフォロー、そして必要ならば「もしかしたら行動目標があってなかったのかもしれないから、見直してみたら?」と行動目標を見直す提案をすることも大切です。

お子さまは気が楽になり、「これならできるかもしれない。」と自信を持って先に進むことが容易になるはずです。

そして、この“やる気の出るフォローの仕方”は、8・9月に書かせていただいた“やる気の出るほめ方”と組み合わせていただくと、大きく効果が出るはずです。

これらは、お子さまをよく観察していないとできません。お子さまを観察することで他のコミュニケーションも取りやすくなり、お子さまとのより良い関係を作ることが可能になります。

ぜひやってみてください。


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