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会長増田好子のコラムVOL.88 やる気の出るフォローの仕方Ⅰ 「テストの結果でのフォロー」

テストの結果が出ると、間違えたところばかりに目を向けてしまい、お子さまのダメなところばかりが見えてしまいます。

少し見方を変えて、どの部分で間違えているのか、を確認してみましょう。

例えば数学では、最初の1/3ができているかどうかを確認します。最初の1/3で、できているところをお子さまと一緒に確認し「この部分はできているよね。(この言葉が最も重要)次のテストでは、この最初の1/3を満点にすることを目標にしない?」と声を掛けます。

最初の1/3がほとんどできているお子さまなら、最初の1/2の部分を確認して、同じように次のテストでは最初の1/2を満点にすることを提案します。

そして、残りの問題は、できているところだけを「たぶん後半は難しい問題だから、できているのはすばらしいよね。」と褒めて、後半の問題の間違いには触れないでください。

前半の問題を満点にするためは、どのような学習をすればよいか、各教室の教室長に相談していただければ回答が得られます。

このようにお子さまをフォローすることで、具体的な次の目標が明白になり、お子さまは行動をとりやすくなります。

5教科の成績を上げたいのはやまやまですが、目標は達成してこそ自信がつき、次の目標達成の原動力となります。

最初は達成目標にする教科は、1教科、多くても2教科にすることをお勧めします。

成功体験があればこそ、前向きに努力ができるようになります。人は経験と自己肯定感なくしては、頑張る力はわいてこないのです。ぜひお子さまの自己肯定感を、8・9月に書かせていただいた“やる気の出るほめ方”で強固なものにしてあげてください。


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