会長増田好子のコラムVOL.80 hakken.の「やる気がでる仕掛け」
hakken.の学習プログラムには,成績を上げるための仕掛けが随所に
ちりばめられてあります。
その一つが≪魔法のランプ≫という学習前に,その日の学習目標を書く用紙です。
以下がその内容です。
担当講師は, 生徒が来る前に,前回の学習で良かったこと,課題
にしてほしいことを書き伝えます。
⇒生徒は学習初めに今日の学習での学習枚数・目標行動・将来の夢・志望校・テストの目標点などを書きます。
学習終了後,学習枚数・目標の達成の有無・学習の振り返り・講師から褒めてもらったことなどを書きます。
たったこれだけのことなのですが,この≪魔法のランプ≫を採用する前と後では,生徒の学習姿勢,内容に大きな差がうまれ,学習効果が大きく変化しました。
そして校長もまた,個々の生徒に口頭で繰り返し「頑張ったことや出来てきたこと」を伝えます。これらの効果がどのようなものに繋がっているか。
先日,保護者様からこんなお話をお伺いしました。「入試で自己推薦を書く機会があり,息子がすらすらと書いているのにびっくりした。」と。この保護者様は日々,部下の指導をされている方で,自分の長所や強みがなかなか言えない部下たちを日々見ていらっしゃるそうです。この話を伺ったとき,とてもうれしく思いました。狙い通りの結果だったからです。この魔法のランプは,継続することで学習効果を上げ,自分の長所と目標を知ることで自己肯定感を上げる狙いがあるからです。
頑張ったり,壁を乗り越えたりして目標を達成するには,この「自己肯定感」が必要です。
おうちでも「自己肯定感」を上げるために,お子さまが当たり前にできていることをお子さまに伝えてあげてください。