教室便り2308号 中学生は理科・社会・国語こそ問題集を使った勉強を!
理科・社会・国語の学校の授業は、基本的に解説がメインの授業です。
理科の授業であれば、現象や仕組み、実験について解説を聞きます。
社会の授業であれば、地理、歴史、公民の内容について解説を聞きます。
国語の授業であれば、小説、論説文、漢字、文法について解説を聞きます。
そしてテストでは問題が出題され解答する方式です。
しかし数学の授業であれば定理など解説を聞きますが、実際に問題を演習したり、解法の解説を聞くことが多く、より実践的でテストの内容と同じことを授業中に行っています。
つまり理科・社会・国語は授業中に問題演習をすることが少ないため、授業中にやっていることとテストでやっていることに違いがでてきます。
テストで点を取るためには、テストと同じ内容を練習する必要があります。
問題演習を行い、できる問題を多くしていくことが、テストで点数を取るために必要な練習です。
理科・社会・国語は授業で問題演習を行うことが少ないため、授業を聞いているだけではテストで点を取ることが難しい教科であると言えます。まずは理科・社会・国語の授業の特徴を知ることが重要です。
理科・社会・国語は授業で問題演習をしない分、物理的な演習量が少なくなる傾向があります。
そのため理科・社会・国語は意図的に演習量を増やす必要があります。
理科・社会・国語のテストで点が取れない、勉強の仕方が分からない生徒の場合の共通点として、演習量が圧倒的に足りていないことがほとんどです。
実際、学校の問題集をどのくらい練習したかを尋ねると、1回通して問題集を練習しただけというケースがとても多いです。
まずはhakken.で学習しているように、問題集にある問題は繰り返し学習してできるようにしていきましょう。
問題集を自分で繰り返し学習し、解ける問題を多くしていくことができれば自分で勉強する力も身についてきます。