会長増田好子のコラムVOL.73 優先順位を決め家族で共有しましょう。
サッカー、野球、スイミングなどスポーツを優先するのか。
バレエ、ピアノなどの習い事を優先するのか。学業を優先するのか。など
それぞれのご家庭によって、またお子さまによって、年齢によっても違ってくるかと思います。
私の生徒さんで少年野球クラブに入っていらっしゃる方がいました。
そのご家庭は、いつも野球が1番、次に学業と優先順位が決まっていました。テスト前でも入試前でも、野球が1番、次に学業です。
だから、野球の練習の合間にhakken.に来ていただき、野球の練習の合間に家庭学習の時間を取ってみえました。だから、試合前に練習時間が増え、学習時間が取れず、テストの点が振るわないときも、「今回は時間が取れなかったから、仕方がない」とおっしゃって、時間が取れるときにしっかり勉強し、偏差値60以上の志望校に合格されました。
優先順位を決めることで、途中経過が悪くとも動揺せず、ご自分の目標に向かっていかれる姿は素晴らしいものでした。ご家族がその時々によって優先順位が変わると、お子さまも気分で優先順位を変えるようになります。
今は勉強する気分じゃないから、今は…が楽しいから、勉強は後回しに、といった具合でなかなか学業に集中することができない状態になります。
ご家族がいつも優先順位に伴う行動ができれば、いろいろなことがうまくいくことが多いように思います。
まずご家族みんなで、それぞれの優先順位を共有し、協力し合うことから始めてみてください。