教室便り2303号 内申点を上げるために大切な3つのこと
内申点とは、主に成績表の点数のことです。
9教科を5段階評価で表している学校が多く、満点は9教科×5で45点となります。
この内申点は、高校入試にとても関わってきます。
高校によって合格基準となる内申点が設定されています。
内申点が基準に満たしていないと、入試のときにとても不利になります。
内申点がある一定以上ないと、当日いくら良い点数を取ったとしても合格しない場合があります。
また内申点は、「3年生のとき頑張ったら良い」というものではありません。
1年生・2年生の内申点もしっかり評価する高校もあります。
後で困らないように1年生のうちから内申点をしっかり取っておくべきです。
内申点を上げるには3つのことが大切です。
1つ目は、中間・期末などの定期テストの点数を取ることです。
80点や90点が取れれば、4か5はもらえるでしょう。
逆に40点以下だと、2になってしまう可能性があります。
テストの点数は内申点に密接に関係しています。
2つ目は、授業態度です。
授業中たくさん手を上げて発表したり、体育や音楽などの実技を頑張ったりすれば、「意欲・関心」の評価が上がるでしょう。
先生にアピールをしっかりとしましょう。
3つ目は、提出物です。
宿題やテスト直しなどを期日までに提出することや忘れ物をしないことも大切です。
当たり前のことだからこそ、できていないと内申点は下がります。
これら3つのことがすべてできていることが大切です。
過去に同じ中学校で、定期テストの点数が同じ点数だったにもかかわらず、内申点は10近くも差があったこともあります。
また、定期テストで点数が悪くても授業態度が評価され、本来なら内申点が2になるところが、3がついたこともありました。
hakken.では内申点が上がるように、学校の授業の予習やお子さまとの個人面談で家庭学習についてのアドバイスなどの取り組みをしています。
行きたい高校に行くためにしっかり内申点を上げましょう。