教室便り2212号 中学生向け 冬休みに取り組むべきこと
中学1、2年生の場合
一番はじめに取り組むべきものは学校の宿題です。
各中学校で出される内容は、概ねこれまでの復習がほとんどだと思われます。
学校の宿題をしっかりこなしていければ、ある程度は復習がしっかりできるはずです。
まずは年内を目途に学校の宿題を終わらせるように進めていきましょう。
やらなければいけないものは早めに終わらせると、ゆとりをもっていろんなことに取り組めます。
年明けからは、1月からの学校の授業に向けた準備をしましょう。
具体的には学校から渡されている通年で使う問題集があると思いますので、その問題集を進めて下さい。
前回のテスト後から学校の授業で進んでいる範囲は十分学習ができるはずです。
年明けの1回目の授業で、テストがあるつもりで問題集を練習してください。
そうすることで2つのメリットが生まれます。
①1月以降の学校の授業が分かりやすくなる。
②次回のテスト勉強が楽になる。
これができれば、1月以降の授業やテスト前に余裕が生まれます。
中学3年生の場合
地域によっては1月中旬から私立高校の入試が始まります。
そのため、遅くとも12月までには中学3年間の内容は学習し終わり、中学3年間の基本・標準レベルの問題はできる状態にしておきたいです。
そして、12月中に私立高校の過去問に取り組み、合格基準点を越えられるように練習をしていきましょう。
もし、中学3年間の復習ができていない場合は、私立高校の過去問演習と並行して、復習に取り組んでいきましょう。
地域によっては、年明けすぐにもう一度、結果が内申点に反映される定期テストがあります。その地域の生徒は、年内に私立高校入試対策をある程度完了し、年末年始から学校のテストに向けての勉強に切り替えましょう。