教室便り2209号 中学生は2学期に向けて準備をしていきましょう。
春に比べ秋は、学習内容が多く学校行事も多いため学校の授業が一段と早く進みます。
学習する内容は数学が計算から関数や図形に変わり、英語は文法が複雑になり春よりも難しくなります。そのため今までと同じように過ごしていると、学習内容が難しくなる分、成績は下がります。定期テストの平均点も春と比べてかなり下がることが多くなります。特に中学1年生は平均点が下がります。
一学期のテスト内容は基本的な内容がほとんどでしたが、今後は中2、中3と同じように難しい問題も出題されます。塾での学習では、より集中して取り組むことが大切です。家庭学習では学習の仕方を工夫することが必要です。すでに家庭学習の習慣が身についている人も一度、自分の家庭学習の内容を見直してみましょう。
成績を上げるには、大きく2つの方法があります。
学習時間を増やすこと、学習方法を工夫することです。
やみくもに学習時間を増やすだけでは効果はありません。勉強のやり方を工夫することが大切です。効果的な学習の基本は、できるようになるまで繰り返し学習することです。
hakken.での学習を家庭で実施してください。間違えた問題はその日にできるまで練習し、後日、もう一度できるか確認をしてください。また自分でもこれまでのテストで良い点が取れた時は、どのような学習をしていたかを振り返り、その学習方法をすべての教科で実践してみましょう。
そして残りの夏休みの期間を使って、2学期の準備をしていきましょう。
具体的な準備としては、学校の問題集を今のうちに進められる範囲は進めてください。
まず始めに学校で学習した範囲をやってみましょう。
この時期にやっておけばテスト期間中の勉強もはかどる上に、9月からの学校の授業内容も理解しやすくなります。それが終われば、hakken.で予習している教科を予習しているところまで進めていきましょう。
学校が休みのうちにやっておけば、2学期からの学習も楽になります。
夏休みはまだまだあります。残りの期間を有効に使いましょう。