hakken.教室コラムVOL.135 小学生のうちにつけたい英語力 ―中学校の英語が得意になるためにー
中学校の英語でつまずく原因は大きく2つあります。
一つ目は、英単語や英文が覚えきれないこと。
二つ目は、文法の内容が増えるにつれ、使い分けができないことです。
今回は一つ目の暗記力についてお話しさせていただきます。
一つ目の暗記力について「英単語や英文の暗記って、ただ覚えるだけだから。」と安易に考えてみえる方が多いように思います。
お子さまによって違いますが、暗記の容量があって、その容量を超すと容器から水が零れ落ちるように、暗記したものを忘れ始めます。
中学校の学習内容を基準にすると「暗記力の容量」が足らない方がほとんどです。
大学の医学部や超難関大学に入られるような方は、この暗記力がずば抜けています。
努力せず、大容量の暗記力を持ってみえる方もいます。
しかし、ほとんどの方はどこかで暗記力を養うための訓練が必要です。
中学校に入ってからだと日々の学習内容の多さに余裕がなくなります。
ぜひ小学生のうちに、この暗記の力をつけていただきたいと思います。
「暗記力の容量」の容量を上げるためには、hakken.教材の「英単語の練習 入門編」を使ってください。
使い方のポイントは、速く確実に書けるまで、先に進まないことです。
学力はスピードでもはかれます。
少しでも考えて書けた単語は、書けていないものとみなし、復習をしてください。
最初はなかなか先に進めない方が多いですが、1か月2か月…とたつうちに、単語が一度に40個、50個…と書けるうちに「暗記力の容量」は大きくなっていきます。
2021年度の中学の教科書が改訂となり、この「暗記力の容量」の少なさで、苦しんでいる中学生がたくさんいます。
ぜひ小学生のうちに「暗記力の容量」を広げる訓練をしてくださいますようお願いいたします。