hakken.教室コラムVOL.130 小学生低学年で伸ばしておきたい能力
小学校低学年で、特に伸ばしておきたい能力を紹介します。
それは、学力向上に欠かせない「読解力・計算力・作業力(集中力を含む)・暗記力・定着力」です。
低学年のうちに「読解力・計算力・作業力(集中力を含む)・暗記力・定着力」をつけることによって、中学生以降の学力に大きく影響を及ぼします。
小学生低学年のうちにしっかりと身につけていきましょう。
「読解力」
本をたくさん読みましょう。
本があまり好きでないお子さまは、読み聞かせも効果的です。同じ本をたくさん読むことも良いでしょう。
「計算力」
毎日少しずつでもいいのでたし算・ひき算の暗算、九九20問を1分以内でできるように学習してください。
1分以内にできるまで、同じ問題を繰り返しすることが計算力を高める早道となります。
この計算の練習が、「計算力」はもちろん、「作業力(一定の時間に多量の問題が解けること)」や「集中力」を付けます。
「暗記力・定着力」
1度にたくさんのことを速く正確に覚える力が「暗記力」、1度覚えたものを忘れない力が「定着力」です。
「暗記力」は漢字や英単語などを覚えることで身につけられます。
「定着力」は漢字検定受験などを利用して、1年生なら80字、2年生なら1年生に習った漢字80字+120字=200字の漢字を音読み、訓読みともに覚え繰り返し学習することで身につきます。
小学校では、単元ごとのテストは頻繁にありますが、何単元もの内容をまとめてテストする機会が少ないため、「定着力」をつけることが難しいのが現状です。漢字検定に向けてのお勉強を利用して「定着力」をつけていきましょう。