教室便り2202号 中学入学までにしておきたいこと~家庭学習の習慣~
中学校では、小学校のように毎日宿題が出されなくなります。
そのため、中学校に向けて小学校のうちに、学校の宿題になっていないものに取り組む習慣をつけておくと、中学生になってからも自主的に学校の問題集を取り組める確率が高くなります。
まずは1日プリント1枚でも1日10分でも取り組むことをおすすめします。
初めに取り組む教材は、市販のドリルで、本人にとって簡単なものをおすすめします。
まずはドリルをやることを習慣化することが重要です。
そのため内容は求めず、まずは継続的にやるために、続けやすい内容を取り組んでください。
そして習慣的に学習できるようになってから、内容を吟味して苦手な範囲などのドリルに変えることをおすすめします。
家庭学習を始める際に、いきなり苦手な範囲のドリルから取り組むと失敗するケースが多いように思います。
また初めは親子で一緒に取り組むのがおすすめですが、なかなか一緒の時間が取れない場合は、毎日のやる内容を親子で決めて、子どもがドリルを一人で取り組み、採点は親がするのもおすすめです。
採点の際に、コメントなどを添えると、子どもも喜ぶので一緒に取り組めなくても継続しやすくなります。
ただしコメントは励ましの言葉や良かったことを書くことをおすすめします。指摘は採点の〇✕だけで十分な場合がほとんどです。
小学6年生の生徒にとっては、中学校入学までたった3カ月ですが、このたった3カ月でも中学校に向けた準備は十分にできます。
まずは、自主的に、毎日机に座って勉強をする習慣をつけていきましょう。