hakken.教室コラムVOL.128 小学6年生向け 算数教材(プリント)での工夫
無料で公開されている教材(プリント)は実際に私たちが運営する学習塾で使用している教材です。(掲載ページはこちら)
お子さまのやる気を向上させ、効率よく学力を上げることを目標に教材を作成しています。
市販の教材や学校のドリル・プリントでは不足している内容も網羅しながら学習できるようになっています。
工夫1
市販の問題集などは、1単元で1ページ、2ページを決めて、問題が構成されていますが、学年が上がるにつれてどうしてもこの基礎学力がいるという単元は問題数を多く、そうでないところは問題数を少なくしています。
6年生の単元で1番重要視しなければいけない単元は「分数のかけ算・わり算」です。
ただし5年生で習う「分数のたし算・ひき算」についても十分練習することが必要です。
これらの計算は小6の夏までに習得することを目標にしましょう。
また算数が得意な(常に小学校のテストで90点以上)お子さまは、小5、6で習う「割合」「面積・体積」「比例・反比例」などの単元も力を入れてください。
算数があまり得意でない(小学校のテストで90点以下)お子さまは、遅くとも1月(できれば秋)から中学1年生で習う数学の先取学習をお勧めいたします。
ここで算数があまり得意でないお子さまを「小学校のテストで90点以下」としたのは、小学校のテストで90点をとっているお子さまでも、中学の定期テストでは60~70点しか取れない可能性が大きいからです。
中学数学は小学校算数と比べ、2倍以上の学習内容を2倍以上の速度で進みます。
またテストの範囲は広く、テスト前にはテスト勉強として、復習と応用問題を学習する必要が出てきます。
また方程式の応用問題など難しい単元でも、じっくり時間をかけて授業をすることはなく、優しいとされる単元と同じスピードで授業が進みます。
したがっていくつもの単元をまとめて学習することに慣れていないほとんどのお子さまは、ここで後れを取ってしまいます。
余裕をもってテスト対策の学習をするためにも、中学数学では予習が必須です。
工夫2
1問1問の問題の解説を詳しくしました。
親御様が解説を教えやすいように、またお子様自身が自分で読んで学習しやすいように作られています。
工夫3
教材は「解説+例題」「類題」を基本に構成されています。
お子さまが自学自習の力を育むためのもう一つの策として「解説+例題」を詳しくしました。