hakken.教室コラムVOL.124 小学2年生向け 算数教材(プリント)での工夫
無料で公開されている教材(プリント)は実際に私たちが運営する学習塾で使用している教材です。(掲載ページはこちら)
お子さまのやる気を向上させ、効率よく学力を上げることを目標に教材を作成しています。
市販の教材や学校のドリル・プリントでは不足している内容も網羅しながら学習できるようになっています。
工夫1
市販の問題集などは、1単元で1ページ、2ページを決めて、問題が構成されていますが、学年が上がるにつれてどうしてもこの基礎学力がいるという単元は問題数を多く、そうでないところは問題数を少なくしています。
2年生の単元で1番重要視しなければいけない単元は「九九」です。
1年生で習う「たし算」「ひき算」で20問を1分以内でできるかどうかもチェックが必要です。
学習する時間がないときは「九九」の単元と1年生の「たし算」「ひき算」を重視して学習を進めてください。
ただし小学1年生は集中力が続く時間も短く、飽きやすいお子さまが多いかと思われます。
お子さまに合わせて学習量、学習の内容を変えられることをおすすめいたします。
例えば、集中力があまりないお子さまは、たし算プリントを1枚、九九プリントを1枚、他の単元や教科1~3枚(それぞれ違う単元、ちがう教科)を組み合わせて学習してください。
「かけ算」と「ひき算」は「たし算」がスラスラ(20問を1分以内)できてから「ひき算」に移行してください。
中には、1年以上「たし算」をスラスラ(20問を1分以内)できるまでにかかるお子さまもいらっしゃいますが、どれだけの期間かかっても大丈夫ですので、気長にさせてください。
工夫2
6×1と1×6はお子さまにとって同じ式ではありません。
計算は漏れがないように作成しています。
計算に時間がかかる、間違える原因となる計算がが見つけやすいように作成されています。
工夫3
お子さまが間違えやすい問題は繰り返し出てくるように作成しています。
小学校2年生で特に大切な「九九」では、お子さまがよく間違える問題や時間のかかる問題は何度も出で来るように作成されています。
工夫4
プリント1枚の量を少なくしてあります。
学年が上がるにつれて、「作業力」というものが必要になります。
「作業力」とはたくさんの量を短時間でできることです。
小学2年生にとって、同じ量でも1枚学習するのと3枚学習するのでは学習した後の達成感は大きく変わります。
「5枚もできた。」と、自分の成果を目で見ることが「お子さまのやる気」を育てます。
「作業力」をつけることを目標に作くられています。
工夫5
1問1問の問題の解説を詳しくしました。
親が解説を教えやすいように、またお子様自身が自分で読んで学習しやすいように作られています。
工夫6
教材は「解説+例題」「類題」を基本に構成されています。
お子さまが自学自習の力を育むためのもう一つの策として「解説+例題」を詳しくしました。
お子さまに「解説+例題」を読み聞かせていただいたり、一緒に読んだりしていただくと、だんだんと自分で読んで学習しやすくなります。