教室便り1706号 高校入試は内申点で決まる!!
内申点は高校入試を考えるうえで、非常に重要な要素です。
内申点は、
中学校で学習する9教科に対し、
定期テストや授業態度、
提出物の内容などを総合的に判断して5段階又は10段階で評価されます。
かつては相対評価が基本でしたが、現在は絶対評価を基本としています。
自分自身の頑張りによって点数化されるのが特徴です。
私立高校に受験する場合も、
公立高校に受験する場合も、
入試で評価される材料がこの内申点です。
実は評価されるときに用いられる内申点は私立高校、公立高校で違います。
私立高校では、3年生の2学期の内申点を重視する学校が多数です。
推薦入試では、明確に内申点の基準があります。
基準に達していない場合、受験の機会にすら恵まれないことがあります。
一般入試の場合も、内申点が合否ばかりか、奨学金の大きさにも反映されます。
公立高校では、1年生の成績から考慮される場合もあります。
1、2年生の内申点で全体の半分程度を占める県もあります。
3年生から頑張ろうとしても、公立高校の場合は取り返しのつかないことがあります。
高校によって、内申点の点数と、入試当日の点数の比率が変わります。
一般的にレベルの高い高校ほど、当日の点数の比率が高くなります。
では、内申点を上げるためには、どのようにすれば良いでしょうか。
内申点は①学校の定期テスト、②提出物、③授業態度の3つで決まります。
学校の授業では、授業の中身を前もってしっかり理解しておくと、
自信を持って自分の意見をはっきり言うことができます。
hakken.が大切にする予習学習で、あらかじめ内容を把握しておきましょう。
そして、定期テストの点数を上げるためには、この予習をなるべく早く終わらせましょう。
そうするとテスト前に、難しい問題まで掘り下げて取り組むことができます。
先取り学習をたくさん進め、1学期の成績を満足いくものにしていきましょう。