教室便り1612号 勉強の仕方を見直す
テストは、テスト当日での取り組み方も大切ですが、
テストまでにどれだけ準備をしたかで決まります。
勉強が得意なお子さまとそうでないお子さまの違いは、
振り返り方にも大きく差が出ます。
勉強が得意なお子さまは、テストまでの取り組み方について具体的に振り返ります。
得意でないお子さまは、
テスト当日のこと(ミスが多かった、時間がたりなかった)を振り返り、
もっと勉強する
ミスに気をつけるなど
あいまいな振り返りになります。
テストが返ってきたら、ぜひテストまでにどのような準備をしたか、振り返りをしてください。
具体的には、学習の時間と学習方法の2つの観点で振り返りをしてください。
①学習に取り組み始めたのはいつですか。
少なくともテスト1週間前には学校の問題集のテスト範囲が終わるように、学習をはじめましょう。
理想は学校の授業が進む度に復習として、お家で学校の問題集を進めておきましょう。
早くやりすぎると、テストのときに忘れてしまうということもありますが、
忘れることも記憶の定着には大切なことです。
記憶は「覚える→忘れる→覚えなおす」ことで、より強くなっていきます。
②学校の問題集はできるまで復習しましたか。
学校のワークは何回も学習することにより、自分のものになります。
遅くてもテスト1週間前から、一度やった学校の問題集のやり直しをはじめてください。
そして、できない問題はできるようになるまで、何回も練習をしてください。
いろんな教材に手を出して、結局どれも中途半端に終わってしまうよりも、
学校の問題集を繰り返し解く方が、テストの点数は取りやすくなります。
これらの観点を踏まえ、
hakken.ではテスト後に生徒面談を行い、
みなさんの学習方法を一緒に見直していきます。
自分の行動を具体的に振り返り、
見直し、
これからの行動を変えていけるようになると、
主体性や目的意識が高まっていきます。
テストが終わったら、家庭学習を変え、次のテストでの更なる
飛躍を見つめ、取り組んでいきましょう。