教室便り1304号 小学生中学生のテスト
小学生のみなさんは、テストでいつも何点くらい取っているでしょうか。
90点や100点を取っているお子さまも多いことでしょう。
小学校のテストは、ほとんど基本的な問題で構成されています。
基本がしっかりできていれば、90点や100点を取ることができます。
いつも70点くらいのお子さまも、基本問題を繰り返し練習し、
しっかり自力で問題が解けるようになれば、
90点や100点を取ることができます。
つまり、「小学校のテスト=基本問題」です。
難しい問題はあまり出ないため、
多くのお子さまが90~100点を取っています。
では、中学校のテストはどうでしょうか。
中学校のテストは基本問題はもちろん、応用問題も出題されます。
平均点は60点前後になることが多いです。
基本問題はできるが、
応用問題は難しくてできないお子さまは60点前後になります。
つまり、「中学校のテスト=基本問題+応用問題」です。
そのため、90点以上を取れるお子さまは限られてきます。
しっかりとした基本問題の習得に加え、
応用問題もこなせる学力が必要になってきます。
更に昨年には教科書が変わり、
以前よりも約3割学習する内容が多くなっています。
またテストの時期も、小学校ではひとつの単元が終了するたびにテストをしていました。
ですが、中学校では2~3カ月間学習した内容を一度にテストをします。
小学校以上に、中学校では今まで学習した内容を忘れない力が必要になります。
そのため、小学校で90点や100点を取っていたお子さまも、
中学校では平均点になってしまうケースがあります。
基本だけ押さえていれば大丈夫だった小学校とは違い、
中学校ではそれ以上の力が必要になります。
そして中学校になるとその基本でさえ難しく、
基本問題でも習得するのが困難になるお子さまも増えてきます。
hakken.では徹底した復習および予習型の授業で、
定着力や暗記力など中学校でも通用する力を小学生のうちから養います。
また小学生からの家庭学習(学校の宿題以外の学習)の
重要性もお伝えさせていただいています。
お家の方々のご協力もあり、
しっかり家庭学習ができているお子さまも多くなり、
大変嬉しく思っています。
中学校で高得点を取るために、
学校・塾・家庭学習をうまく組み合わせ、
計画的に学習する練習を小学校のうちから始めていくことをお勧めします。