教室便り1303号 内申点を上げる方法
高校へ行くには、内申点がとても重要になってきます。
内申点がある一定以上ないと、
当日いくら良い点数を取ったとしても合格しない場合があります。
また前期選抜、特色科選抜、独自審査、学校推薦などの入試では、
内申点だけで決まることもあります。
高校入試では「ダメもと」や、「一か八か」で受験しても合格しません。
合格できる内申点を取って、スタートラインに立ったと言えるでしょう。
内申点は①定期テストの点 ②授業態度 ③提出物でほぼ決まります。
5段階評価で「5」や「4」を取りたければ、
これら3つすべてがしっかりできていななければなりません。
定期テストは90点以上を狙い、授業中も積極的に発言をし、
当たり前ですが提出物は期限までに出す。
これなら「3」がつくことはないでしょう。
一方でテストの点は90点以上でも、「3」になってしまうお子さまもいます。
過去に同じ学校の生徒でテストの点数はほぼ同じにも関わらず、
内申点の合計が9も違うケースが実際にありました。
授業中に友達とおしゃべりをしたり、
先生に反抗したりして成績を下げてしまっているケースも多いです。
また提出物を出さず、「2」や「1」がついてしまっているお子さまもいます。
とてももったいないですね。
体育や美術、音楽などの副教科はテストが少ない分、
授業態度や提出物がより重要になります。
先生に「ちゃんとやってる!」ということをアピールするだけで、成績は変わります。
そして、内申点を上げるには、内申点を意識し始める時期も大切です。
ある中学3年生のお子さまに2学期(秋学期)の通知表を見せてもらった時のことです。
「2学期(秋学期)、一生懸命、挙手もして、授業態度も頑張ったのに、内申点が全然上がらなかった」
このお子さまは2学期(秋学期)も中間テスト以降から内申点を意識していました。
心がけは良いと思うのですが、余りにも遅すぎます。
実際hakken.は、3年生になる直前の春休みの面談で、
内申点の重要性をお話します。ですが、
多くのお子さまは進路に対する意識は弱く、
3年生の秋の進路説明があって初めて、
内申点を意識し始めるお子さまがほとんどです。
それではいくら意識して行動しても、
劇的に変化しない限り、内申点はほとんど上がりません。
意識し始めるのは遅くても3年生の春からです。
hakken.では、それぞれのお子さまの志望校、成績、定期テストの点数、
今の実力を把握し、志望校合格のために何が必要かを分析し考えています。
hakken.の先生と一緒に、成績を上げる作戦を立てましょう。
ご相談も随時お待ちしています。