教室便り1205号 内申点を上げるのは今がチャンス!
中学3年生のみなさんは、最高学年になり、もう受験をしっかり意識せざるを得ない時期ですね。
志望校は固まっていますか?
受験対策は何か始めていますか?
受験において必要な力はもちろん「学力」ですが、もう一つとても大切なものがあります。それは「内申点」です。
公立高校の受験はもちろん、私立高校の受験においても、この内申点はとても重要になってきます。
内申点が低いと、テストの点数だけ高くても、志望校に合格できなくなってしまいます。
中学3年生の内申点は、1学期(前期)が勝負です。
なぜなら夏休みが終わると、ほとんどの3年生の部活が終わり、勉強を頑張り始めます。
そうなれば、頑張って当たり前になります。
また学習内容も日々難しくなり、成績は容易に上がらなくなります。
そのために内申点は、夏休みが終わってからでは上げられないと考え、1学期(前期)に上げようと考えることが得策です。
毎年3年生は、秋以降になるとあわてて、内申点を意識しだします。
ですが、内申点が秋以降に大きく上がることはほとんどありません。
3年生のこの時期が内申点を上げる最大のチャンスです。
しっかり勉強をして1学期(前期)に内申点を上げていきましょう。
まず内申点を上げるためには、テストの点をしっかり上げる必要があります。
hakken.で学習した科目はもちろん、習っていない教科もテスト対策学習を活用しましょう。
そして昨年より少しでも学習時間を多くし、テスト勉強をいつもより一週間は早く始めていきましょう。
主要5教科はもちろん、副教科も主教科のようにテスト勉強をしていきましょう。数学の5も体育の5も同じくらい価値があります。
2年生の時は、定期テストの点だけを上げていけばよかったですが、中3になると実力テストの点も重要になります。
実力テストの点が、内申点に影響するか否かは、学校によって違います。
ですが、受験の時にあわてないためにも1~2年生の復習をする習慣を身につけていってください。
また内申点はテストの点以外のことも評価されます。
授業をまじめに聞く、提出物は必ず出すなど、当たり前のことはしっかりし、欠席や遅刻、服装などの身だしなみにも気を配りましょう。
今学期は自分の力を120%出して、悔いのないように勉強していってください。
内申点の上げ方、家での勉強の仕方など、分からないことがあればいつもhakken.の先生にご相談くださいね。