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hakken.教室コラムVOL.100 ~大学受験に向けて~文系、理系の選び方

多くの高校では1年生の後半から2年生にかけ志望大学に合わせてコース選択を行い、

理系か文系を選択します。

学校によってはさらに国立志望か私立志望かの選択も行います。

 

このコース選択の仕方によって大学選びは大きく変わります。

一般的に難易度、教科数が多い順に考えると、

国立理系>国立文系>私立理系>私立文系

になります。

 

それぞれのセンター試験での受験科目数は

国立大学では5教科7科目で

理系では理科2教科、社会1教科、

文系では理科1教科、社会2教科を受験します。

私立大学では3教科もしくは2教科が多く、

偏差値が高い大学ほど科目数が増え、

多い学部では4科目以上の受験や反対に1教科での受験もあります。

 

コース選択において一番の理想は、

明確な目標や行きたい大学があり、

それに合わせてコース選択をすることです。

しかし現実は消去法でコースを選択することが多いです。

例えば数学が苦手だから、文系にする。などです。

このように消去法で考えていくことで、

高校3年生のときには、

はじめは理系だったけど、

国立志望だったけど、

結局私立文系を志望することになるケースがとても多いです。

 

大学受験は高校受験と異なり、倍率がとっても高くなります。

そして人気の大学や人気の学部は倍率が高くなり、

科目数が少なくなるほど倍率は高くなります。

つまり、私立文系で科目数が少なく、

更に人気の大学、学部の倍率はとても高いです。

そして難易度も高くなります。

1科目減るとおよそ1ランク上の大学と同じレベルといっても大げさな表現ではありません。

 

受験科目を減らしていくことで、

勉強する科目が減り大学受験が楽になるように思えますが、

倍率も上がるため、

結果的に勉強が大変になり、

志望校を落さなければならないケースもあります。

 

そのため、コース選択を考えるときに、

倍率が高いか、つまりライバルが多いかで考えることも重要です。

人が選択しないような選択をすることで、

倍率は下がり、ライバルは少なくなります。

そうすることで結果的にいい大学に行くチャンスが多くなることもあります。

極端な例かもしれませんが、

センター試験では外国語として、

英語以外にドイツ語、フランス語、中国語、韓国語が選択できます。

そして、英語以外の外国語の試験レベルは

英語に比べると一般的にやさしいものが多いです。

ただし、志望大学が英語以外の教科での受験が可能なであることが前提です。

数学系科目では、情報や簿記などでも受験も可能です。

 

また、日本国内で医学部に行こうと思えば、最低でも偏差値65以上は必要です。

しかし、海外の大学に目を向ければ、偏差値60を切っていても医学部に行く方法があります。

 

大学受験においても、人と違ったものがあればそれが強みになります。

文系なのに数学ができる、

理系なのに英語が得意

または英語以外の外国語ができる。

そして、これは就職活動においてもアドバンテージになっていきます。

 

hakken.では高校生の進路指導にも力を入れています。

お子さま一人ひとりに合わせて、一緒に志望校を探していきます。

安易に科目を絞ったりはせず、

一人ひとりの強みを見つけ、それに合った大学を見つけていきます。

取り組みのひとつとして、

高校1年生の夏には大学のオープンキャンパスへの参加を促しています。

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