hakken.教室コラムVOL.63 過去問の効果的な使い方
高校入試は1月~3月に行われます。
受験直前になってあわてないために
いつ何をすればよいかを抑えておくことが大切です。
それぞれの地域によって異なりますが、
例えば三重県の中学3年生のスケジュールは例年このようになっています。
時期 | 主なスケジュール |
12月上旬 | 私立、三重県公立前期選抜 受験校決定 |
1月上旬 | 定期テスト実施後 三重県公立後期選抜の内申点確定 |
1月中旬~2月上旬 | 私立高校入試 |
2月中旬 | 三重県公立前期選抜 |
2月下旬 | 三重県公立後期選抜 受験校決定 |
3月上旬 | 三重県公立後期選抜 |
早いところでは、1月の中旬から私立の入試が始まります。
まず3年生までの学習の復習が終わったら、
12月ごろから受験校の過去問を解いていきましょう。
過去問は時間を計って解いていきましょう。
その後、過去問の採点・見直しをした後に、
できていない範囲の復習をしてください。
復習がある程度終われば、次の過去問を解いてみてください。
1週間単位で過去問演習と復習を合わせて学習してみてください。
例えば、土日:過去問演習→平日:復習→土日:過去問演習→・・・
のようにするとスケジュールも立てやすくなります。
過去問をやるときのコツは、
過去問ばかりをするのではなく、
過去問をした後に必ず復習をすることです。
過去問ばかりやっても、点数が上がっていきません。
復習をすることで、過去問で解ける問題が多くなり、点数も上がっていきます。
点数が上がらない場合は、復習が不足しています。
その場合は復習の期間を長くして、過去問を解かずにもう一度復習をしていきましょう。
また過去問によっては、
中学校の内容を超えている問題が出題されます。
私立の場合は
概ね5~7割が合格点数に
なっている高校がほとんどですので、
すべての問題を解く必要はありません。
自分の今の点数と合格点数を照らし合わせて、
あと何点必要かを考えましょう。
公立の場合も同様に、
自分の受験校に必要な点数を考えて、
どの問題は解けなければいけないかを考えましょう。