会長増田好子のコラムVOL.48 中学校新課程の英語の教科書について 新出英単語は中1が一番多い
小学校では2020年度から学習指導要領が変わっており、2020年度の小5、小6の公立小学校のテストを見る限り、英単語の暗記を要求するようなテスト、例えば「次の日本語を英語に直しなさい。」というような問題は出題されておりません。
そして、2021年度の中学校の教科書を見る限り、小学校の学習指導要領での目標単語は、中学校で暗記しテストに出るようになっております。
下は三重県や岐阜県で使われる教科書で各学年のUnit 1における覚えるべき新出英単語です。
Unit1における新出単語数(熟語も含む)
中1 中2 中3
79単語 28単語 28単語
このことからわかることは①小学校で習った単語は、ほとんど中1で暗記すること、
②中1で暗記すべき単語は中2、中3と比較すると2倍以上になることです。
そして、この②の状態はUnit 2以降も続きUnit によっては単語数が4倍以上になることもあります。
hakken.ではこのような状態に備え、これまでより英単語の暗記に力を入れた教材を作成しています。
英語学習の取り組みはこれまで以上に早期に準備されることをおすすめします。