会長増田好子のコラムVOL.37 努力を継続するために必要なこと
努力を継続できるお子さまと、できないお子さまの違いを表にまとめてみました。
項目 | 努力を継続できないお子さま | 努力を継続できるお子さま |
目標 | 今が100%の力としたら、 150~200%の目標を立てる | 105~110%の目標を立てる |
継続① | やってダメなら すぐに止めてしまう | やる内容の難易度を下げる |
継続② | 1~2日出来なかったら 止めてしまう | またやり始める |
心情① | 決めたことを行動するまでに 「やる気」を必要とする | 「やる気」には関係なく、時間で動ける |
心情② | できないと 落ち込む | 落ち込まない |
思い当ることは、おありですか?
学校の先生から「規則正しい生活をしましょう。」
「生活習慣が、規則正しく身についている子は比較的成績が良い」
などという言葉を聞くことが多々あると思いますが、それは心情①の項目に関係するからです。
起床から始まり、食事の時間、~の時間など、時間単位で動いているお子さまは、行動するとき、比較的「やる気」を出さずとも、行動が起こせるからです。
目標に関して、今が100%の力としたら、105~110%の目標なら、容易に達成できそうな気がしませんか。
継続することに慣れないお子さまは、101%だって大丈夫です。
できるようになったら、増やせばいいのですから。
そして継続の大きな要因として、達成感の積み重ねがなければ、継続は難しくなります。
お父さま、お母さま、お子さまに110%以上のことを要求していませんか。
継続が苦手なお子さまほど、要求のパーセンテージを下げなければいけないことがわかって頂けたと思います。
それにはまず、お子さまの現状をよ~く観察していただく必要があると思います。